クロエ・グレース・モレッツが寝起きでインタビューに登場!?「スッピンで頭もボサボサ」

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クロエ・グレース・モレッツが寝起きでインタビューに登場!?「スッピンで頭もボサボサ」

超等身大ヒーローを描いて世界中でブームを巻き起こしたアクションの続編『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』が公開中だ。本シリーズを圧倒的にパワフルにしているのは、何と言っても“ヒットガール”を演じるクロエ・グレース・モレッツの存在だ。いつだって私たちの目を釘付けにしてしまうクロエを「もっと身近に感じたい!」「素顔を知りたい!」。そんな思いを抱えて、今回は『モールス』(10)の宣伝プロデューサーとして奔走、彼女にインタビューを試みた續大輔さんを直撃。当時の裏話を聞いた。

續さんがクロエに会ったのは、2011年、ロンドンのヘイマーケットホテル。『ダーク・シャドウ』(12)の撮影中につき来日できなかったクロエが、休日の1日を空けて、インタビューや写真撮影など日本公開の宣伝に協力してくれたという。ロンドンの街はその日、ゲイ&レズビアン祭りの開催で大いに賑わっていたとか。インタビュー部屋に入ってくるなり、クロエは續さんを驚かせる。「朝9時にホテルの一室に来てもらったんですが、なんとクロエは、白いTシャツにデニムのホットパンツ。サンダル履きで頭はボサボサなんですよ(笑)!多分、スッピンだったと思います。寝起きのまま撮影現場からやって来たのか、『おはようございます』と挨拶をして入ってきました」。

「ものすごい可愛かったですね」と續さん。「さらに素足ですからね。すごい足が長かったのを覚えていますが、ちょっと目のやり場に困るというか、『これ、見て良いのかな?』とドキドキしました(笑)。部屋にはチョコクロワッサンやフルーツなど朝食を用意していたので、それを伝えると、『うわぁ、食べたい!』ってニコニコして。当時14歳だったと思いますが、そういう時はまだあどけない、子どもの顔をしていましたね」と振り返る。

その後、「準備をしてきます」とメイクと衣装をして出てきたクロエ。「まさにハリウッド女優のオーラですね」と輝くようなオーラにまた驚かされたそう。「撮影もホテル内を色々移動したり、着替えもお願いして何パターンも撮らせてもらったんですが、ノリノリで応じてくれて。テンションも高くて、サービス精神も旺盛。その場、その時間をすごく楽しんでいるんです」とクロエは終始、元気いっぱいの様子。「お兄さんが彼女のマネージメントをしていて、このお兄さんがまたすごいイケメンなんです。ずっと彼女の傍にいましたが、クロエは撮影の合間にはお兄さんと雑談をしたり、僕にも『ジョニー・デップってすごく良い人なのよ』なんて話しかけてくれたりして」というから、本当に気さく!

「可愛いのはもちろん、想像していた以上にいい子だった。裏表がないんですよ」と續さんも大感激。「日本のファンの方にも、余すところなくこの魅力を伝えたい!」と思い、『モールス』の宣伝ではツイッターを大いに駆使したという。「1日に90回以上つぶやくこともありましたね。『これからロンドンに行くよ』、『撮影が始まるよ』など、リアルタイムの話って、やっぱりファンの方にとっては嬉しいじゃないですか。それに、『キック・アス』もそうですが、『モールス』もやっぱりクロエの存在感が素晴らしいんです。『このクロエは見逃してほしくない』と心から思ったし、とにかくツイッターの鬼になっていましたね(笑)」。

当時14歳だったクロエも、いまや17歳。『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』を見て、「もうすっかり、お姉さんですよね。どんどん進化している」と感慨深けな續さん。「今回は、恋愛模様や女のバトルもあるので、そういう姿を見ていると、『ああ、そういう年頃になったんだなぁ。素敵だな』と思いました。映画も本当に面白かったですしね!」と、絶賛だ。

少女から女性へと、大人の階段を上り始めたクロエ。ハリウッドでは、子役から大成するのは難しいとも言われるが、續さんは「彼女は当時からしっかりしていたし、きっと大丈夫だと思います」と太鼓判を押す。「メディアでの印象そのままですごく良い子だったので、それがブレなければ大丈夫。それに家族の意見をとても大切にしていて、仕事を選ぶ時も家族と一緒に決めるそうなんです。家族が万が一、おかしな方向に行かなければ、間違いなく素敵な大人の女優さんになるでしょう」。

当時、「ジュリアン・ムーアのような女優になりたい」と目を輝かせていたそう。『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』で、成長著しいクロエ・グレース・モレッツの“今”をしかと見届けよう!【MovieWalker】

ソーシャルを駆使した『モールス』の宣伝手法も明らかに!
續大輔さん著書『無名のピザ屋が販売記録世界一を達成できたワケ』
定価:1470円(税込)

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