濱田岳、岡田将生と「真剣にお付き合いすれば上手くいく自信がある」
「鴨川ホルモー」など、独自の世界観を持つ万城目学の同名小説を映画化した『偉大なる、しゅららぼん』の初日舞台挨拶が、3月8日に丸の内TOE I1 で開催。濱田岳、岡田将生、深田恭子、貫地谷しほり、佐野史郎、大野いと、柏木ひなた、村上弘明、水落豊監督と、総勢9名が登壇した。濱田は「僕、25歳なので、学ランを着ろと言われた時、大丈夫かなと思ったけど、渡辺大(29歳)さんの棗が登場した時、イケるかなと思いました」と笑いを取った。
濱田は「実際、岡田将生と渡辺大は仲が悪かった」とジョークを飛ばし、ずっと撮影中、行動を共にしていた岡田については「真剣におつきあいすれば上手くいく自信があります」と宣言。岡田も「岳君の彼女候補の岡田将生です」と自己紹介。「しゃべらなくてもずっと一緒にいられる。先輩ですが、かわいい小人さんみたいな感じです」と蜜月ぶりを見せつけた。
また、映画に合わせ、全員で「この人は不思議だと思った人」についてトーク。佐野は「村上さん。ダントツだと思う」と、この日、一番饒舌だった村上の名を挙げると、岡田も「僕も思ってました」と同意。村上は濱田の劇中シーンについて「教えてもできるもんじゃない。そこはセンスです」と、いきなり“扇子”を広げ、会場は失笑。深田は「私、昔“不思議ちゃん”と言われたことがありましたが、私なんて、なんて普通なんだろうと思いました」と語り、会場は大爆笑となった。
最後に、琵琶湖のお神水の樽が運び込まれ、「しゅららぼ~ん」の掛け声に合わせて水開きが行われた。
『偉大なる、しゅららぼん』は、琵琶湖のほとりに住み、不思議な力を授かる日出・本家の跡取り・ 淡十郎(濱田岳)と、彼のもとにやってきた日出涼介(岡田将生)が、一騒動を繰り広げる青春コメディ。ユニークな個性がぶつかり合う痛快な娯楽作となった。【取材・文/山崎伸子】