累計動員数1億人突破!国民的アニメ「ドラえもん」が5年連続となる初週首位獲得
先週、『ホビット 竜に奪われた王国』が2014年に入ってから洋画で初めて首位を獲得したが、春休みシーズンに突入した今週は強敵が立ちはだかった。今週首位スタートを決めたのは国民的アニメ「ドラえもん」の劇場版第34作『ドラえもん 新・のび太の大魔境 ペコと5人の探検隊』。全国361スクリーンで公開されるや、土日2日間で動員53万554人、興収6億35万6700円を記録した。
もはや3月の恒例行事となった感のある本シリーズ。藤子・F・不二雄生誕80周年記念作となった本作は、82年に公開されたシリーズ第3作『ドラえもん のび太の大魔境』を基に最新CGなどを駆使し新たな物語に生まれ変わった。例年通り、ファミリー層を中心に圧倒的な支持を見せつけた。
初週首位獲得は10年の『ドラえもん のび太の人魚大海戦』から5年連続となり、公開作のなかった05年を除く過去10作では実に7作が初週首位を記録している。また、動員記録ではシリーズ34作で累計1億人突破という快挙を成し遂げている。
大人から子供まで幅広いファン層を持つ本シリーズだけに、春休みシーズンはどこまで動員を伸ばすのか?39.8億円というシリーズ歴代最高興収を記録した前作『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』を超え、シリーズ史上初の興収40億円突破となるかに注目したい。【トライワークス】
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