アイス・キューブが「故ポール・ウォーカーの勝利は同情票!」と発言しツイッター大炎上!
4月13日に開催されたMTVムービーアワードでは、『ワイルド・スピード』シリーズの仲間たちが、昨年11月30日に事故で亡くなったポール・ウォーカーをトリビュートしたが、ポールに対するアイス・キューブの発言が物議を醸している。
共演者のヴィン・ディーゼルと共に、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(13)でベスト・デュオ賞にノミネートされていたポールは、02年の『ワイルドスピード』(01)に続いて2度目の受賞を果たした。
それに物申したのが、『Ride Along(原題)』(14)でケビン・ハートと共に同賞にノミネートされながら、惜しくも受賞を逃したアイス・キューブだ。
アイスは、「僕たちはノミネートされた中で最高の相性だったのに、選ばれないなんてくるってるね。今回は同情票で負けちゃったって感じかな。亡くなった人に賞をあげるんじゃなくて、亡くなる前にあげるべきだね。MTVは恥を知るべきだ」と、USAトゥデイ紙のインタビューに不満をぶちまけた。
またアイスは、ポールのトリビュートを見ずしてさっさと会場をあとにしたことについても、「MTVは僕たちの作品をオンエアしないって言ったんだ。だから、俺がいる必要はないわけだ。大ファンのレイカーズ(バスケットボール)の試合が見たかったから、『Ride Along(原題)』のDVDの宣伝だけしてすぐに退散しただけのことだ」とツイートするなど、ポールを追悼するどころか、まるで冒涜するような発言を繰り返した。
それを知ったファンのみならず、多くの人々が激怒し、「恥を知るのはお前だ」「亡くなっていなくてもポールは賞を受けるに値した。お前の人間性が賞に値しない」「MTVに腹を立てて亡くなった人に負け惜しみを言うなんて恥ずかしくないのか」といったツイートが飛びかった。
騒ぎがあまりに大きくなったことにアイスは驚いたのか、最後には冷めやらぬファンに対し「僕もあの作品のファンだってことを忘れないでくれ。違った方向に情報が流れているから、ポールのファンはあまり興奮しないでくれ」などと弁明のツイートを数回繰り返した、とUsウィークリー誌が報じている。
2月には、突然死したフィリップ・シーモア・ホフマンの追悼のため、ローリング・ストーンズ誌の表紙をフィリップに奪われたドレイクが、「直前になって俺から表紙を外したんだ。表紙を条件にインタビューに応じたのに最低だ。フィリップ・シーモア・ホフマンには敬意を表するし安らかに眠ってほしいが、メディアは悪だ」「雑誌のインタビューにはもう応じない。俺はみんなに音楽を届けたいだけなんだ」などとツイートし、世間からツイッターで非難の集中攻撃を受け、最終的には謝罪をする事態にまで発展した。【NY在住/JUNKO】