ダニエル・クレイグの代役に決まったキアヌ・リーブス、復活なるか!?
ハリウッドでは活躍し続けることは難しい。一世を風靡した俳優であるほど、その衰退ぶりは顕著に現れてしまう。その代表格と言えるのが、キアヌ・リーブスだろう。
端正な顔立ちで知られるキアヌは、サンドラ・ブロックの出世作でもある『スピード』(94)で注目を浴び、その後SFアクション『マトリックス』(99)で大ブレイク。『スウィート・ノベンバー』(01)など恋愛映画もこなしたことで女性たちのハートも射止め、『マトリックス リローデッド』(03)、『マトリックス レボリューションズ』(03)で90年代は順調なキャリアを積み上げた。
しかし、その後のキャリアは降下の一途をたどり、太ったキアヌの姿がメディアをにぎわす日々が続いた。
そんなキアヌに、転機が訪れるのではないかと期待されている。「007」シリーズでボンドを演じて売れっ子となったダニエル・クレイグに代わって、法廷スリラー『ザ・ホール・トゥルース(原題)』で主役の弁護士を演じることになったのだ。
「久々の大作『47RONIN』(13)も興行的に不振に終わったが、『ザ・ホール・トゥルース(原題)』に抜擢されたということは、キアヌにまだスターとしての道が残されていると信じている人たちがいるからだろう。キアヌにはまだ権力者たちとの人脈もある。『ディアボロス 悪魔の扉』(97)で法廷ものの経験もある。この作品は、キアヌが復活するきっかけになることを願うばかりだ」と.contactmusic.comが伝えている。
49歳のキアヌと同様、90年代に一世を風靡しながら変わり果てた姿ばかりが取り沙汰されている45歳のレネー・ゼルウィガーも出演する同作。2人の復活なるか、注目が集まる。【NY在住/JUNKO】
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