J・K・ローリングの短編で34歳のハリー・ポッターが復活!

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J・K・ローリングの短編で34歳のハリー・ポッターが復活!

7年前に「ハリー・ポッター」シリーズを完結させた時、J・K・ローリングは「もうハリーの物語を書くことはない」と宣言した。しかし、ハリポタシリーズの公式ファンサイト「ポッターモア」で、34歳になったハリーやハーマイオニー、ロンらが登場する新たなストーリーを発表した。

英紙インディペンデントによれば、この物語ではハリーと仲間たちは14年クィディッチW杯決勝戦の観戦で再会することになっており、その文章は予言者新聞の記者、リタ・スキーターが書いたという設定になっているそう。ハリーの現在の風貌については、「もうすぐ34歳になる彼の黒髪には白髪が混じっているが、相変わらず目立つ丸メガネをかけている。こういうメガネはセンスのない20歳の青年にこそ相応しいと言う人もいるかもしれない」と表現され、ロンについては「かの有名な赤毛が少し薄くなっているように見える」と書かれている。

また、ハリーは魔法省の闇祓い局で闇祓いの1人として働いていることになっていて、頬骨のあたりに傷を負っており、リタ・スキーターは「職務中にケガをしたのではないか」と推測している。さらに、ロンと結婚したハーマイオニーはワーキングマザーとなって魔法省執行部のナンバー2の座にまで出世しており、魔法省の幹部になると目されているエリートだという。

この文章は、ポッターモアに連載されているJ・K・ローリングの2014年クィディッチW杯に関するストーリーの一部だそうで、最終回はハリーの妻で予言者新聞のクィディッチ担当記者であるジニー・ポッターが書くブラジル対ブルガリア戦の記事になる予定だそうだ。【UK在住/ブレイディみかこ】

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