アンジェリーナ・ジョリー、ドラッグディーラーが撮影の映像を公開した英紙を提訴へ
アンジェリーナ・ジョリーにヘロインやコカインを売っていたというドラッグディーラーが撮影した映像をデイリー・メイル電子版が公開した件で、アンジェリーナ側は同紙を提訴する構えを見せている。
英デイリー・メイル紙がサイトで公開した映像は、90年代後半に撮影されたもので、アンジェリーナの自宅にドラッグを届けに行ったドラッグディーラーが家庭用ビデオカメラで撮影したもの。アンジェリーナの当時の自宅の模様や、父親のジョン・ヴォイトとの電話での会話など、現在のイメージとはまったく違う病的な印象のアンジェリーナの表情が収められている。
英ザ・タイムズ紙によれば、アンジェリーナ側はこの映像をデイリー・メイル紙電子版が公開したのはプライバシー権の侵害にあたると主張しているそうで、弁護士が提訴に向けて動き出しているという。
また、デイリー・メイル紙は、「ジョージ・クルーニーの婚約者アマル・アラムディンの母親が宗教的な問題が原因で娘の結婚に難色を示している」と書いた記事でクルーニーも敵に回しており、「犯罪的なほど事実無根の記事」とクルーニーが激怒したため、彼に正式に謝罪した。しかし、クルーニーはこの謝罪を跳ね除けており、「謝罪してくれたことは嬉しいが、だからといって謝罪を受け入れたわけではない」という声明を発表している。【UK在住/ブレイディみかこ】
作品情報へ