ジブリ、仮面ライダー新作も一斉公開!激戦の夏休み映画戦線を制したのはポケモン
海の日で3連休となった今週、遂に本格的な夏休み映画シーズンに突入!スタジオジブリの新作アニメをはじめ洋邦の話題作が数多く公開されたが、夏アニメの定番として広く認知された劇場版シリーズ第17弾『ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー』が激戦を制し、動員の順位で首位スタートを決めた。
13年10月からスタートしたテレビの新シリーズ『ポケットモンスターXY』の初めての劇場版となる本作は、土日2日間で動員36万190人、興収3億9325万9400円を記録。まさに本作の特徴である“進化を超えた進化=メガシンカ”的なヒットとなった。毎年、コンスタントに好成績を記録している同シリーズだが、なんと首位スタートは07年公開の『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』以来。
なお、動員では35万746人とやや下回ったものの、興収順位で首位に立ったのはこれがV3となる『マレフィセント』。今週末も興収4億7992万4000円を稼ぎ、累計30億円を突破。ハイペースで記録を伸ばしており、早くも本年度の洋画実写映画No.1となっている。
また、3位にはスタジオジブリの最新作『思い出のマーニー』、4位にはいまや夏の定番と言える仮面ライダー&スーパー戦隊の劇場版『劇場版 仮面ライダー鎧武(ガイム) サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』がランクイン。両作とも息の長い集客が見込めそうだ。
一方、DVD&Blu-rayが7月16日に発売になった『アナと雪の女王』も依然8位と健闘。01年の『千と千尋の神隠し』以来、13年ぶりとなる興収250億円を突破するなど、まだその勢いは決して止まることはなさそうだ。今週末からは『GODZILLA ゴジラ』『エイトレンジャー2』『幕末高校生』といった話題作が続々公開。またしても上位の顔ぶれは変動しそうだ。【トライワークス】