ハリウッド版GODZILLAが日本で快進撃を開始!
アニメや特撮ヒーローの対決で混戦だった先週とは打って変わって、今週は他の追随を許さない堂々たる数字で『GODZILLA ゴジラ』が首位発進!怪獣映画の金字塔というべき『ゴジラ』のハリウッドリメイク版だが、シリーズとしては10年ぶりの復活。ファンからの支持が数字となって表れたといえそうだ。
全国427スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員33万9048人、興収5億844万9700円をあげた本作。多少人気が下降気味だった10年前の『ゴジラ FINAL WARS』(04)の初週動員15万9000人の倍以上の数字を記録したことになる。夏休み期間とあって子供向け作品の公開が相次ぐ中、前回のリメイク版とは異なる本格的な怪獣映画の登場に、往年のファンや大人の鑑賞に堪えうるアクションを待ち望んだ人が足を運んだ結果といえるだろう。
初長編監督作『モンスターズ 地球外生命体』(10)で地球外生命体による恐怖を描き、本作の監督に大抜擢された新鋭ギャレス・エドワーズ監督。全米での大ヒットもあり、本作の続編でも監督を務めることがこの度発表された。
本作以外では、関ジャニ∞が主演を務めたヒーロー・アクションの第2弾『エイトレンジャー2』が5位に、玉木宏が勝海舟に扮し、現代からやってきた高校教師とその教え子たちと騒動を繰り広げる『幕末高校生』が9位にランクイン。また、4位へと順位を落としたが、『思い出のマーニー』は累計興収10億円を突破している。
今週末は佐藤健の主演で人気コミックを映画化した『るろうに剣心 京都大火編』が登場。翌週8月8日(金)公開の『トランスフォーマー ロストエイジ』まで、順位の変動は続くだろうが、今年の夏映画の勝者がいよいよ明らかになってきそうだ。【トライワークス】
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