エヴァ・グリーン、乳房がセクシーすぎて予告編のオンエアが禁止に
『シン・シティ:ア・デイム・トゥ・キル・フォー(原題)』(8月22日全米公開)に出演するエヴァ・グリーンのバスローブ姿がセクシーすぎるとして、米ABCTVが予告編のオンエア禁止の判断を下した。
今回米ABCTVが問題視しているのは、エヴァがシースルーのバスローブを羽織ったシーン。5月には、アメリカ映画協会(以下MPAA)が、右手に拳銃を構えたエヴァのバスローブから透けて見える左乳首が黒すぎる、また、右乳房が巨大すぎるという理由で使用禁止にしたが、その後製作側が、右胸下のふくらみを削って胸を小さくし、左乳首を目立たなくする修正を加えたことで、MPAAの許可を得ている。
「しかし、米ABCTVは、ポスターは修正が不十分であり、予告編のエヴァのバスローブ姿も『ヌード姿も同然』と判断したようです。エヴァのバスローブシーンを削除しない限り、オンエアしないという判断を下しました」と、関係者がニューヨーク・ポスト紙のPageSixの独占インタビューで語っている。
予告編を見ても、ポスターのように乳房が見えているわけではないが、デイリー・メール紙がシーンを静止映像でとらえている写真では、エヴァが正面を向いた時に、左の乳輪がバスローブから透けて見えている。
同作で、魔性の女エヴァ・ロードを演じるエヴァは、前回のMPAAの判断について、「裸になっているわけじゃない。それに映画全般的に、もっと過激な暴力シーンなどがたくさんあるのに馬鹿げている」と語っているが、今回の米ABCTV判断については、製作側も異議を唱えているようだ。
前編の『シン・シティ』(05)はR指定だったが、『シン・シティ:ア・デイム・トゥ・キル・フォー(原題)』については、公開まで1か月を切った現在もレイティングが決定しておらず、なにかと話題の多い作品と言える。【NY在住/JUNKO】