『るろうに剣心』が大混戦のランキングを制す!14年公開の実写日本映画でNo.1のスタートに

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『るろうに剣心』が大混戦のランキングを制す!14年公開の実写日本映画でNo.1のスタートに

佐藤健主演で実写映画化された大ヒット作の第2弾『るろうに剣心 京都大火編』(公開中)。8月2~3日の週末の映画ランキングで、本作が『GODZILLA ゴジラ』『マレフィセント』『思い出のマーニー』など夏休みシーズンの強豪を抑えて、初登場1位を獲得した。全国438スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員43万3346人、興行収入5億9223万6400円を記録。14年に公開された日本の実写映画でNo.1のスタートとなった。

公開初日の8月1日は、映画サービスデーとも重なり、夏休みの中高生から30~40代の男女まで幅広く動員。この日は21万1740人を動員、興行収入2億3049万9400円を記録した。さらに興行収入に占めるローカルの比率が73%を超えるなど、都心部だけでなくローカルでも高いシェアを叩き出していることがわかる。すでに口コミやリピーターも出始めており、今後も幅広い世代、地域で支持され記録を伸ばしていくことだろう。

前作『るろうに剣心』(12)の初週の成績と比べてみると、今回のヒットぶりが良くわかる。昨年8月25日に全国327スクリーンで公開された『るろうに剣心』は、初週の土日2日間で動員29万5319人、興収3億9953万400円という記録だった。この時も初登場首位に輝いているが、今回の『るろうに剣心 京都大火編』はその約1.5倍の数字だ。

8月6日(水)には佐藤、武井咲、青木崇高、大友啓史監督がフィリピン入りし、アジアプレミアに出席予定。さらに帰国後の8月9日(土)と10日(日)には全国10都市で12回の舞台挨拶を行うツアーが組まれているという。前作『るろうに剣心』が累計30.1億円まで記録を伸ばしただけに、今作がどこまで記録を伸ばすのか期待が高まる。

9月13日(土)から公開される2部作の後編に向け、良いスタートを切った『るろうに剣心 京都大火編』。来週には『トランスフォーマー ロストエイジ』(8月8日公開)や『STAND BY ME ドラえもん』(8月8日公開)など大作の公開が控えるが、『るろうに剣心 京都大火編』はこのまま順位をキープすることができるのか。ますます混戦を極める夏休みのシーズン映画ランキングに、今後も注目したい。【トライワークス】

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