ダニエル・ラドクリフ「僕はフェミニスト」
ダニエル・ラドクリフがフェミニスト宣言をし、映画界はもっと女性が演じる役を作るべきだと製作者たちに呼びかけている。
「複数の映画で、女性の役のキャラクターをしっかり構築するようにと説得したことがある。以前に比べると女性の脚本家は増えているけど、ほとんどの女性のキャラクターは男性に書かれたものだからね。少なくとも、女性監督やプロデューサー、撮影監督は増えている。『キル・ユア・ダーリン』(13)でリード・モラノという優れた女性の撮影監督と一緒に仕事をした。彼女があの映画でした仕事は信じられないほど素晴らしかった。映画業界がもっとバランスの取れた業界になるといいと思う」とSTYLIST誌のインタビューで語っている。
「ハリウッドのジェンダー平等を実現するために運動するつもりですか?」と質問されたラドクリフは、「僕はフェミニストだと思う。それは僕がすべての人間に平等な権利が与えられるべきだと思うからだよ。だけど、もし僕がなにか一つだけ映画界から撲滅するために運動するとすれば、それはあの忌々しいヒエラルキーだ。上の階層の人間が、下の階層の人間たちを屑のように扱っている。上の階層の人間というのは、例えば、撮影現場にいる時は反社会的行動を取っても許されると信じている俳優とかね」と話している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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