ダニエル・ラドクリフ、「ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフで構わない」
11歳から『ハリー・ポッター』シリーズでハリー・ポッターを演じ、11年に同シリーズを卒業するも、イメージの払しょくに苦しんでいたダニエル・ラドクリフ。だが、最近は考えが変わったようだ。
全米で15日から公開されているコメディ『What If(原題)』のQ&Aセッションで明かしたところによると、「『ハリポタ』シリーズは、僕の人生の中で最も重要な部分を占めているし、とても愛しているし誇りに思っている。そのあとに演じた『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』(12)、『キル・ユア・ダーリン』(13)は、『僕だってもっと別の側面があって、別の役にも興味があるし、過去に君たちが見た僕とは別人を演じることができるぞ』みたいなことを世間に知らしめるためのワンステップだったんだ」
「常にやったことのない役どころに挑戦したくて、今回初めてコメディにトライするけれど、『ハリポタ』以来ダークなものが多かったから、今度は人をハッピーにする役を演じたかった。でも、いつまで経ってもみんなの心の中に最終的に残るのは、僕=ハリー・ポッターだと思う。それでいいと思うし、そうありたいと思っているよ」と語ったとデイリー・メール紙が報じている。
ダニエルは、今後フランチャイズが復活してもハリー役を演じることを拒んでおり、最近、シリーズ6弾『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(09)について、「大嫌いだ。見るに堪えない」と話したばかりだったため、この発言にはファンもさぞかしホッとしていることだろう。【NY在住/JUNKO】
作品情報へ