橋本愛&松岡茉優「一緒にお風呂にも入った」!親友の2人が初めて“笑い合える役”で共演

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橋本愛&松岡茉優「一緒にお風呂にも入った」!親友の2人が初めて“笑い合える役”で共演

五十嵐大介の同名コミックを橋本愛主演で実写映画化した『リトル・フォレスト 夏編・秋編』の初日舞台挨拶が8月30日に新宿ピカデリーで開催され、橋本をはじめ、三浦貴大、松岡茉優、温水洋一、桐島かれん、森淳一監督が登壇。四季の移ろいを映すために、約1年間にわたって岩手県奥州市にてオールロケを敢行した本作。橋本は「ホッとしています」と初日を迎えて、安堵の表情を浮かべていた。

本作は、都会で自分の居場所を見つけられないヒロインが、故郷での自給自足の生活を通して、自信や生きる力を取り戻していく姿を描く物語。旬の食材を使って作る料理も見どころのひとつ。食べ物がテーブルに並ぶまでの過程を実感した橋本は、「農家の人が朝からしこんでくれたのかなとか、食べ物の背景を考えるようになった」そうで、「苦手だったものも食べられるようになった」という嬉しい変化もあったそうだ。

さらに「残さず食べられるようになった。この歳になって恥ずかしいですけど、嬉しいです」とニッコリ。ちなみに苦手だった食べ物は「ワラビとか、得体の知れないものが苦手だった」とのこと。「食べて大丈夫なのかなとか思って」と話すと、会場からも笑いがわき起こっていた。

いち子の幼なじみを演じた松岡は、「ここは大好きな劇場で、よく来るんです。愛とも、梅雨くらいに来た」とプライベートでも橋本と仲の良い様子。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」や『桐島、部活やめるってよ』と共演を重ねてきたが、「愛が15歳、私が16歳の時に初めて出会って、3回目の共演で初めて笑い合える役ができた。今までたまっていたものが爆発するかのようだった」と嬉しそうな笑顔。「宿舎に帰って、一緒にお風呂に入ったりと、一日中、愛といられる撮影期間はとっても幸せでした」と喜びをかみしめていた。

また、本作が食材のありがたみを映し出していること、明日8月31日が“野菜の日”であることにちなみ、野菜ソムリエから登壇者陣に野菜のブーケの贈呈が行われた。ブーケを手にした橋本は「意外と重い!」と汗をかきながら、「大地の強さが、こうやって表現できるんだなと感動しています」と驚きの表情。森監督は「『冬・春編』もパワーアップして美しい風景が撮れています」とアピールし、舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/成田おり枝】

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