くまモンにフランスの美人女優・レア・セドゥが熱烈なキス!
ディズニーアニメなどで知られるファンタジーの実写映画化『美女と野獣』(11月1日公開)を引っ提げ、主演女優のレア・セドゥとクリストフ・ガンズ監督が来日。9月4日にホテルオークラ東京で開催された記者会見に登壇した。日本の“野獣”代表として、ゆるキャラのくまモンが登場し、レアたちにおもてなし。レアはくまモンとのダンスも楽しんだ。
ベル役を演じるのは、主演映画『アデル、ブルーは熱い色』(13)で第66回カンヌ国際映画祭パルムドールを獲得したレア・セドゥ。ジャン・コクトー監督の『美女と野獣』(45)の大ファンだった彼女は、ベル役に選ばれたことは「子供の頃の夢が叶った」と感激したそう。「これまでのベルとは違う役をもたらしたいと思った。また、小さい少女が投影したいようなベルを演じたいと思ったわ」。
日本のカルチャーにも造詣が深いガンズ監督は「映画のなかで、巨人が出てくるシーンは、三隅研次監督作『大魔神怒る』(66)など、60年代の大映作品へのオマージュなんだ。また、ジブリ作品など、宮崎駿監督が描く人と自然の関わり方など、そういうところからもインスピレーションを得ている」と語った。
その後、くまモンが登場。フランスで毎年行われる「ジャパンエキスポ」に2年連続で出演しているくまモンは、その時の記念写真を持参して猛アピールした。
また、レア・セドゥと共に『美女と野獣』のダンスシーンを再現。レアは「彼はダンスがとても上手。会場のなかでいちばんクール。表彰してあげたいくらい格好良かったです」とくまモンに熱いキス!くまモンは舞い上がって大喜びしていた。【取材・文/山崎伸子】
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