るろ剣ファンの期待度&満足度がヒットを後押し!『るろうに剣心』後編が2014年No.1スタート

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るろ剣ファンの期待度&満足度がヒットを後押し!『るろうに剣心』後編が2014年No.1スタート

前編『るろうに剣心 京都大火編』がいまだ大ヒットしているなか、2部作の後編『るろうに剣心 伝説の最期編』が9月13~14日のランキングで堂々の1位に!全国434スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員71万7958人、興収9億1947万9200円という驚異的な数字を記録。洋邦問わず、2014年に公開された映画のなかで、No.1のスタートを切った。

佐藤健演じる緋村剣心と、その敵、藤原竜也扮する志々雄真実との最終決戦が描かれる本作。前編『るろうに剣心 京都大火編』(公開中)の初週(全国438スクリーン、動員43万3346人、興収5億9223万6400円)と比べてみると、動員165.7%、興収155.3%と大きく上回っている。前編の公開当時は今年の実写日本映画No.1スタートとなったが、同シリーズで記録を更新した形となった。

この好成績のワケは、前編の完成度が高かったからにほかならない。佐藤の凄まじいアクションや師匠役の福山雅治の登場などが観客に満足感を与え、後編も絶対観たいという気にさせられる。また、2作の公開日が近かったことも観客の興味を保てた理由だと言えるだろう。すでに前編の累計興収は45億円を超えているので、2作合わせて、どれだけ稼ぐのか注目だ。

また、このほか初登場作品で話題を集めているのが、3位にランクインした『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。595スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員17万6233人、興収2億2414万5400円を記録し健闘を見せている。初日3日間には高校生以下の500円均一を実施したとあり、劇場には高校生以下の若者をはじめ、10~20代の女性グループ、家族連れも訪れたという。全米でのロングランヒットを受け、日本でもここからジワジワと人気が出そうな予感!シリーズ第2作の製作も既に決まっているので、今から押さえておきたいところだ。

今週末はシリーズ最新作の『猿の惑星 新世紀(ライジング)』(9月19日公開)や、大人を泣かせると話題の時代劇『柘榴坂の仇討』(9月20日公開)などが登場。これらの強豪の中で、爆発的なヒットとなった『るろうに剣心 伝説の最期編』がどこまで数字を伸ばすのか、その動向をしっかり見守ろう!【トライワークス】

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