興収100億円突破の『るろうに剣心』三部作。製作チーム渾身の最終章がV3!

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興収100億円突破の『るろうに剣心』三部作。製作チーム渾身の最終章がV3!

今週も上位陣の人気は変わらず、『るろうに剣心 伝説の最期編』が首位をキープ。今週も土日2日間で動員20万9034人、興収2億7746万6900円をあげ、累計動員は238万人、累計興収は30億円を突破した。

舞台挨拶でも、「一生に一度、出会えるか出会えないかの役」と剣心役の佐藤健が語っていたように、それほど俳優や製作陣が並々ならぬこだわりを見せていた『るろうに剣心』シリーズ。8月1日公開の前編『るろうに剣心 京都大火編』も公開から2か月が経つが、9位といまだTOP10圏内を維持する人気ぶりで、14年公開の日本の実写映画では初となる興収50億円の壁を打破。ちなみに、12年公開の『るろうに剣心』と3作合わせての興収はすでに100億円を突破している。

また、こちらも息の長い人気となった3位の『STAND BY ME ドラえもん』の累計興収は75億円を突破し、2014年公開作では『アナと雪の女王』に次ぐ2番目のヒットに!いまなおコンスタントに成績を重ねていることから、藤子・F・不二雄生誕80周年にちなんだ80億円突破がいよいよ現実味を帯びてきた。この好調を受け、海外配給のエリアが拡大しており、インドや中東エリアなどを追加した57の国と地域での配給が決定しているとのこと。世界的な広がりに期待したいところだ。

初登場作品は7位にクリント・イーストウッド監督が実在の男性ボーカルグループ、ザ・フォー・シーズンズの栄光と挫折を描いた『ジャージー・ボーイズ』、人気ホラーゲームを基に、現役セブンティーンモデルをはじめ美少女の共演が話題を呼んだ『劇場版 零 ゼロ』が10位にランクイン。どちらも上位作品に比べ半分以下のスクリーン数ながら健闘を見せた。

今週末は役所広司主演で直木賞に輝いた葉室麟の同名小説を映画化した時代劇『蜩ノ記』などが公開となる。公開前から評判の高い同作だが、大ヒット中の上位陣にどれだけ食い込めるかに注目したい。【トライワークス】

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