戦争アクション大作『フューリー』でシャイア・ラブーフが新境地を見せる!
1945年、第二次世界大戦下ヨーロッパ戦線を舞台に、たった1台の戦車でドイツ大軍を相手に戦い抜いた5人の兵士たちの絆を描く、戦争アクション大作『フューリー』が、11月28日(金)より公開される。
今回、大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』3作品で主役を演じたシャイア・ラブーフのキャラクターを伝える場面写真とメイキングカットが解禁となった。シャイアといえば、トム・ハーディと共演した『欲望のバージニア』(12)やラース・フォン・トリアーの2部作『ニンフォマニアック』などに出演し、役者としての幅を広げている注目の俳優だ。
本作では、ブラッド・ピットが演じるウォーダディーとともに戦う米国人兵士ボイド・スワンを演じる。ボイドは“フューリー(激しい怒り)”と呼ばれるシャーマン戦車の副司令官で、タンクの主砲であるHV76mm砲を操る冷血な殺し屋だが、聖書を読む信心深いクリスチャンでもある。チーム内では“バイブル”と呼ばれているキャラクターだ。
シャイアは、敵兵に対する殺し屋とクリスチャンという二面性を探求するため、軍人たちに会い役作りに臨んだ。その中の1人で第二次大戦中に第2機甲師団に従軍したドン・エヴァンスという兵士から、「クリスチャンで正義感が強い。殺しは殺しでも“killing”と“murder”との二種類があり、その間には大きな違いがある。生き方は聖書に則っているが、それでも敵なら殺す、罪悪感で寝つけなくなるようなことはない」と力説され、死神を感じさせるイメージを作り上げた。
元海軍出身の経歴を持ち、本物のリアリティにこだわるデヴィッド・エアー監督との仕事にも刺激を受けたシャイアは、「デヴィッドは特異な経歴の持ち主で、色々なことを語り聞かせてくれたし、こちらの話も聞いてくれた。我らの隊長だったよ。ちょっとイカれてるが、だからこそいい」と語っている。また、プロデューサーのジョン・レッシャーは、「デヴィッドの手に掛かると、神を信じながらも喜んで殺すような二面性のある男という描写になる。シャイアは魂のこもった深みのある芝居をしてくれる。今までに見たことのないような打ち込みようで感心したよ」とシャイア・ラブーフの役者としての新境地を絶賛している。
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