1万人の中から選ばれた新人女優が宮部みゆきミステリーに挑む!
ベストセラー作家・宮部みゆきの傑作と謳われる小説「ソロモンの偽証」。日本アカデミー賞をはじめ30冠の映画賞を受賞した『八日目の蟬』(11)の成島出組が再結集し、映画化する。二部作の<前篇・事件>は15年3月7日(土)に、<後篇・裁判>は15年4月11日(土)に公開が決まった。
また、本作のために1万人にもおよぶ候補者の中からオーディションで選ばれた中学生キャスト33人。その中から主人公・藤野涼子役が決定した。藤野涼子役を演じる新人は、役名を芸名に、すなわち藤野涼子という名の女優としてデビューすることが決まっており、役名でデビューした三國連太郎(木下恵介監督『善魔』より)をはじめとする、往年の名映画俳優たちを想起させる。
ほかに、神原和彦役に板垣瑞生、三宅樹理役に石井杏奈、大出俊次役に清水尋也、浅井松子役に富田望生、野田健一役に前田航基、柏木卓也役に望月歩、井上康夫役に西村成忠、倉田まり子役に西畑澪花、向坂行夫役に若林時英、橋田祐太郎役に加藤幹夫、井口充役に石川新太の11人が発表された。
クリスマスの朝、雪の校庭に転落した14歳。その死に関する目撃者を名乗る匿名の告発状、新たな殺人計画、マスコミの過剰報道。犠牲者が増えていく中、保身しか考えない教師たちに見切りをつけ、1人の女子生徒が立ち上がる。そして隠された真実を暴くため、学校内裁判が開廷する…。
共演者には、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子ら豪華俳優陣が終結。まっさらな演技と成熟した演技の化学反応、成島組と宮部みゆきのコラボレ-ション、難役に挑む新人主演女優など、今から期待が高まる布陣だ。【Movie Walker】
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