アフロの池脇千鶴にジャージインの太田莉菜!?女優たちのオタク姿がスゴいことに!
三つ編みメガネの能年玲奈、美し過ぎる女装姿の菅田将暉と、公開前からなにかと話題を集めている『海月姫』(12月27日公開)。ところが、この映画、注目すべきは能年、菅田だけじゃない!そう、能年演じるヒロインにも負けない、ユニークで個性的なオタク女子たちが続々と登場するのだ。
能年演じるクラゲオタクを筆頭に、男子禁制のアパートで「男を必要としない」をモットーに暮らす住民たち。お笑いコンビ、アジアンの馬場園梓が和物オタクを、モデルで女優の太田莉菜が三国志オタクを、大人の女性にイメチェンしたと話題の篠原ともえが枯れ専オタクを、そして、『そこのみにて光輝く』(14)で衝撃的なラブシーンを披露した池脇千鶴が電車オタクに扮している。
原作のビジュアルを忠実に再現したかのような、4人のルックスはインパクト大!太田はカリスマモデルのイメージを払拭するかのような、緑のジャージをインした野暮ったい姿に。また、篠原は「これがあのシノラー!?」と言わずにはいられない、少し頬がこけた幸薄そうな表情を覗かせる。さらに、実力派&演技派の呼び声が高く、シリアスな役どころの多い池脇が、前髪で目が見えないほどモジャモジャのアフロ…ではなく、実は天然パーマという髪型を披露。このようにそれぞれ、見た目から濃いキャラクターになりきっているのだ。
原作ファンはもちろん、読んでいない人の笑いも誘うであろうそのビジュアルは一見の価値あり!女優生命をかなぐり捨てたようでいて、実は女優魂がぐぐっと詰まったキャストたちの本気の演技はさすが。彼女たちの怪演は本作でしか見られないので、しっかり目に焼き付けてほしい!【トライワークス】
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