本格アクション女優の武田梨奈、頭突きでコウメ太夫ら一発屋芸人を退治!

映画ニュース

本格アクション女優の武田梨奈、頭突きでコウメ太夫ら一発屋芸人を退治!

『カンフーハッスル』(05)『少林サッカー』(06)のチャウ・シンチー監督6年ぶりの最新作『西遊記 はじまりのはじまり』(11月21日公開)の公開記念イベントが11月10日に中野ZEROホールで開催され、“ミス妖怪ハンター”に就任した武田梨奈が登壇。お笑い芸人のコウメ太夫とオテンキを相手に、見事な戦いっぷりを見せた。

「西遊記」を題材に、三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の4人が出会う前のオリジナルストーリーを、シンチー監督ならではのユニークな視点で描く本作。妖怪ハンターと妖怪のバトルシーンも見どころとなるが、この日は本格アクション女優の武田が“ミス妖怪ハンター”に就任。

武田は「恐縮です」と笑顔を見せ、「日本ではあまりアクションをやる女性はいないので、アクションを女性代表として盛り上げていきたい。選んでいただけて光栄」とアクション女優としての意気込みを吐露。アクション女優というと志穂美悦子が思い浮かぶが、司会から「第二の志穂美悦子?」と言われると、武田は「志穂美悦子さんはスター。神様的な存在。私は第一の武田梨奈をやっています」と清々しく語っていた。

頭突き瓦割りのCMでも話題となった武田だが、今年だけで瓦を「300枚割った」と告白。アクション女優としてますます邁進しているが、そんな武田の前に“妖怪一発芸人”ともいうべきコウメ太夫とオテンキが登場。武田が“妖怪ハンター”として彼らを退治することになった。見事にバッタバタと彼らをなぎ倒した武田だが、「私にとっては準備体操くらい」と余裕の表情。オテンキ・のりのお腹に頭突きをくらわせると会場からも拍手がわき起こっていた。

劇中では、妖怪ハンターに倒された妖怪は善の心を取り戻すが、「“妖怪一発芸人”も妖怪ハンターに倒されたことで、一発芸人を脱却できているはず」と司会から二組に無茶振りが入り、ネタを披露することに。コウメ太夫も「チッキショー!」とおなじみの決めセリフを放ったが、会場はややウケ。一発芸人を脱却できたかは微妙だった。【取材・文/成田おり枝】

関連作品