能年玲奈、菅田将暉を見て「女性として見習わなければ」と感心!

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能年玲奈、菅田将暉を見て「女性として見習わなければ」と感心!

東村アキコの人気コミックを、能年玲奈主演で実写映画化した『海月姫』(12月27日公開)の舞台挨拶付きワールドプレミアが11月18日に開催。映画にちなみ、“深海”仕様になった新宿ピカデリーに、能年玲奈、菅田将暉らキャストが、それぞれにクラゲをモチーフにした衣装で登壇した。本作のオタク文化を世界に配信したいということで、山口俊一クールジャパン戦略担当大臣も駆けつけた。

能年は「お祭りみたいな映画なので、陽気に楽しんでいただければ良いなと」と映画をアピール。本作で女装男子役を演じた菅田は「毛も剃り、エステにも通い、一生懸命やったので、楽しんでください」と入念な役作りについてコメント。能年は菅田について「すごく痩せられ、肌のケアもぬかりなくて。女性として見習わなければ」と、感心しきりだった。

山口大臣は「日本のポップカルチャーをしっかりと海外の方々に売り込んでいくお手伝いをしています」と気合十分の様子。あらかじめ、アニメ版を見てきたとのことで「キャスティングがお見事。能年さんは、朝ドラ(NHK連続テレビ小説「あまちゃん」)も見ておりましたが、ちょっとずれるんです。オタクにちょうど良いんじゃないかと。オタク以外のシリアスな役のオファーは来なくなるんじゃないかと思うくらい、映画がヒットしていただきたい」とエールを送った。

『海月姫』は、男子禁制の共同アパートに住むオタクな住人たちと、アパートに入り浸る女装男子とのおかしな恋や友情を描く。舞台挨拶には能年、菅田、太田莉菜、馬場園梓(アジアン)、篠原ともえ、片瀬那奈、速水もこみち、長谷川博己、原作者の東村アキコ、川村泰祐監督、音楽を手掛けたヒャダインこと前山田健一も登壇。映画の仕上がりについては、東村アキコも「原作を読んでる方もバッチリです」と、太鼓判を押した。【写真・文/山崎伸子】

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