アンジェリーナ・ジョリーがYouTubeで水疱そう発症を報告!

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アンジェリーナ・ジョリーがYouTubeで水疱そう発症を報告!

プロデューサーからの厳しい批判やゴールデンブローブ賞ノミネート発表で監督作『Unbroken(原題)』が総スカンを食らったばかりのアンジェリーナ・ジョリーが、12月12日に自らYouTubeで水疱そうにかかったことを激白。数日間、『Unbroken』のプレミアイベントを欠席することを明らかにした。ピープル誌など複数のメディアが報じた。

白いタンクトップ姿にすっぴんに近いアンジェリーナの顔や首、胸元には赤い発疹が見受けられるが、ビデオの中でアンジェリーナは、「私がなぜ数日間『Unbroken』のプレミアに欠席しなければならないのかを、クリアにしたいと思います。昨夜、私の身体に水疱そうができているのがわかりました。痒みと皆さんの会えなくて残念な気持ちに耐えて、家にいることにします。『Unbroken』は私にとってとても大きな意味を持つものなので、こんな時期にこんなことになるなんて信じられないのですが、これもまた人生ですね」と、時には微笑みながら、しかしとても残念そうにメッセージを送っている。

アンジェリーナは、これまで、同作のプロモーションのために精力的に世界中を駆け回ってきたが、この数日間は、肉体的疲労だけではなく精神的にもショックな様々な事件が彼女を襲った。

11月末にソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントがサイバー攻撃を受け、新作映画や社外秘情報が流失した事件で、同社のエイミー・パスカル共同会長と多くのオスカー作品を生み出してきた敏腕プロデューサー、スコット・ルーディンのメールのやり取りが流出。アンジェリーナは名指しで、「才能がないやっかいもの」「甘やかされて手におえない子どものようだ」との非難を受けた(後に謝罪文を表明している)。

しかもその2日後、ウィメン・イン・エンタテイメントの朝食会でパスカル共同会長と遭遇したアンジェリーナが、かなり難しい顔で会話をしている姿が目撃されており、「アンジェリーナの心中は、いかがなものか」と報じられた。

また、11日にはゴールデン・グローブ賞のノミネートが発表され、オスカーの最有力候補作といわれていた『Unbroken』が、すべてのカテゴリーから外れるという憂き目にあった。この結果は、すぐに批評家たちにも影響を及ぼし、オスカー予想で不利な方向に激変。アンジェリーナにとっては、まさに青天の霹靂だった。

今まで順風満帆だったアンジェリーナだっただけに、突然イベントを欠席すれば、「過度なストレスとショックで雲隠れした」と書きたてられるのは明らかで、事実をクリアにする意味があったと考えられる。【NY在住/JUNKO】

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