ネクストブレイカーが勢揃い!制服姿にサンタ帽で『ソロモンの偽証』をアピール
宮部みゆきの同名小説を2部作として映画化した『ソロモンの偽証 前篇・事件』(15年3月7日公開)のクリスマス最速試写会が12月25日に丸の内ピカデリーで開催され、藤野涼子、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、西畑澪花、若林時英、西村成忠、加藤幹夫、石川新太、成島出監督が登壇。熾烈なオーディションを経て、見事メインキャストの座をつかみ取った12名の生徒役キャストが、初めて揃って登場した。
本作は、転落死した同級生の死の謎を巡って、中学生たちが隠された真実を暴こうとする姿を描くサスペンス・ミステリー。約1万人の中から主人公に選ばれ、劇中の役名を拝命し女優デビューすることが決まっている藤野は、クリスマスに会場に駆けつけた観客に向けて「とびきりの謎をプレゼントしたいと思います」とにっこり。昨日のクリスマスイブには「ケーキをつくった」といい、「(両親に)本体の部分が固いと言われたので、次回は本体を柔らかくしたいなと思います」と初々しい表情を見せ、会場も温かな笑いに包まれた。
「E-girls」のメンバーとしても活動中の石井は、陰のある性格から友人が少ないという、本人のイメージとはガラリと違う役柄・樹里役に挑戦。石井は、物語のキーとなる松子との関係に触れ、「松子と樹里の関係を、細かい仕草などで自分なりに表現しました」とコメント。また、「まえだまえだ」として幼少期より芸能活動をしている前田は、「(演じた役は)実は藤野涼子が好きという、大々的に出ていない設定があるので、そこも少し気にして見てください」と話すなど、それぞれが胸を張って、完成作をアピールした。
成島監督は「プロアマ問わず、全国1万人の中から選ばれた12人です」とキャスト陣を紹介。「長いトレーニングをしながら、人生で初めて体験するであろう、きつくて長い長い道のりを歩いてきた」と彼らの熱意を称えていた。最後には、サンタ帽をかぶって全員でフォトセッション。終始、ニコニコと笑顔を見せ合うなど、まさにクラスメイトのような絆を育んだ様子だった。【取材・文/成田おり枝】