全裸で臨んだ韓国人デリヘル嬢のプレイが衝撃的!
染谷将太と前田敦子の共演で話題の『さよなら歌舞伎町』(1月24日公開)。新宿歌舞伎町のラブホテルが舞台の群像劇で、染谷演じるラブホ店長や、前田演じるその恋人ら、個性的なキャラクターが揃う中、主演の2人にも負けない存在感を放っているのが、韓国人女優イ・ウンウだ。
その名前にピンと来た人もいるはず。そう、彼女は日本でも公開された鬼才キム・キドク作『メビウス』(13)のキャストの1人。夫の性器を切り取ろうとする妻、そしてその夫の愛人を演じて強烈な印象を残したあの女優だ。同作を見た『さよなら歌舞伎町』スタッフが、『メビウス』が上映される釜山国際映画祭で彼女とコンタクトをとることに成功し、出演決定。ウンウからの条件は一切なく、「監督にお任せします」というひと言だけがあったそうだ。
そんなイ・ウンウが本作で演じているのが、母国でブティックを開業することを夢見る韓国人デリヘル嬢。あどけないその顔からは想像できない豊満なバストを惜しげもなく披露し、客とのプレイを体現するなど、体当たりの熱演をみせている。撮影まで1か月もないなかで、日本語の猛特訓に励み、来日後は実際のデリヘル嬢と会うなど懸命な役づくりに挑戦。全裸のクライマックスシーンには、絶食して臨んだという。
潔さをみせる一方で、どんな客も温かく受け入れ、屈託なく仕事をこなしていくウンウ演じるデリヘル嬢はキュートでチャーミング!男子はもちろん、女子もいつしか引き込まれること請け合いの韓流女優、その快演(怪演!?)に注目だ。【トライワークス】
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