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B・クーパー、役作りで55分ごとに食べまくり

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B・クーパー、役作りで55分ごとに食べまくり

1月16日よりアメリカで拡大公開され、アカデミー賞で作品賞や主演男優賞など6部門にノミネートされた今年一番のダークホース作品といわれているクリント・イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』(2月21日公開)。同作で主役のクリス・カイルを演じているブラッドリー・クーパーは、役作りのために55分ごとに食事をとっていたようだ。

原作「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」の著者で主役の故クリス・カイルは、特殊部隊ネイビー・シールズに所属し、イラク戦争でアルカイダ一掃作戦に従事していた「米軍史上最強の狙撃手」。主演ブラッドリーについてプロデューサーの1人は、「数か月で40ポンド(約18キロ)太らなくてはならなかったので、55分ごとに何かを口にしていたようだ。毎日8000kcal摂取しなくてはならなかった」

「太るだけではだめで、狙撃手としての強靭な肉体を作り上げるために専門のトレーナーもつけて、毎日4時間トレーニングをしていた。彼はステロイド剤やホルモン剤を使用することを避け、数か月かけてプログラムに従って着々と目標を達成した。また実在のネイビー・シールのメンバーから銃の訓練も受けている」と、ブラッドリーを絶賛している。

同作の撮影は昨年3月から始まったが、昨年11月からブロードウェイの舞台「The Elephant Man」に立つために、「パンプキンスープで減量した」ことをブラッドリー本人がデイリー・メール紙に明かしている。

ダークホースだったブラッドリーが、『Nightcrawler(原題)』で9キロ減量して役作りに挑んだジェイク・ギレンホールをさし置いてオスカー候補に選ばれたことは、ある種のサプライズとして伝えられたが、ロバート・デ・ニーロを絶賛するブラッドリーも、まさにノミネートに相応しいカメレオン俳優といえそうだ。【NY在住/JUNKO】

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