M・ジャクソン邸が性的虐待のリハビリ施設に?
ネバーランドの名称で知られていた故マイケル・ジャクソンの広大な邸宅が、性的虐待を受けた子どもたちのリハビリ施設になる可能性が出てきたと報道されている。
英紙デイリー・メールによれば、現在ネバーランドは売りに出されており、数人の買い手候補がいるそうだが、そのうちの1人は地元の実業家で、性的虐待を受けた子どもたちの精神的トラウマを治療する施設と作りたいのだという。
この実業家は4000万ドル(約46億8000万円)でのネバーランドの買い取りをオファーしているそうで、「彼の目標は、性的虐待を受けた子どもたちに落ち着ける環境を提供し、精神的トラウマから立ち直るのを助けることができる場所を作ることだ」と関係者は語っている。
マイケル・ジャクソンは、2005年に児童への性的虐待容疑で裁判にかけられており、ネバーランドはその犯行の現場だとされていた。一時は70人の警察がネバーランドに押しかけて邸宅内の捜査にあたり、世界的に大きく報道されたこともあった。14週間にわたる裁判の末、マイケルは無罪判決を受けたが、その後も子ども時代に彼から性的虐待を受けたと主張する人物が次から次に現れ、小児性愛者であるという噂は根強く残っていた。
ちなみに、ネバーランドの買い取りを希望している人物はほかにも2人いるそうで、どちらも同地にミュージシャンとしてのマイケルを記念する施設を作るつもりだという。【UK在住/ブレイディみかこ】
作品情報へ