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巨匠イーストウッド監督の話題作が首位発進

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巨匠イーストウッド監督の話題作が首位発進

現地時間2月22日(日本時間23日)に開催され、話題を集めた第87回アカデミー賞授賞式。2月21日・22日の興収ランキングでは、6部門にノミネートされるなど前評判の高かったクリント・イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』が首位スタートを決めた。

アメリカ軍史上最強のスナイパーと呼ばれたクリス・カイルの実話を描いた本作は、全米公開時にクリント・イーストウッド監督作としては史上最高のヒットとなったが、ここ日本でも全国333スクリーンで公開されるや、土日2日間で動員24万9321人、興収3億3239万6600円という好成績を収めた。アカデミー賞では音響効果賞の1部門受賞に留まったが、戦場での臨場感をリアルに描いた本作の実力は、興行面で見事に証明された形だ。

また、『かぐや姫の物語』(13)がノミネートされていたアカデミー賞長編アニメ映画賞部門で、見事受賞を果たした『ベイマックス』は3位と、上位圏内をキープ。同時上映の『愛犬とごちそう』もアカデミー賞短編アニメ映画賞を受賞しており、アカデミー賞効果によってさらなる上積みが期待される。なお、公開10週目で累計動員は670万人、累計興収は86億円を突破。

そのほか、先週15位の『Mr.Children REFLECTION』が8位へとランクアップ。3週間の限定上映の最後の土日の上映という事もあり、動員が伸びた模様だ。

2月28日・3月1日の週末は人気アニメの最新シリーズとなる『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』が公開。また、SKE48のドキュメンタリー『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』とももいろクローバーZが演劇に挑む『幕が上がる』というアイドル対決もあり、ランキングの動向が気になるところだ。【トライワークス】

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