記念イヤーの『映画ドラえもん』が初登場首位!

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記念イヤーの『映画ドラえもん』が初登場首位!

3月7日・8日の興行ランキングで首位に輝いたのは、初登場の『ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』。土日2日間で動員55万7310人、興収6億4473万5500円を記録するなど、春休みの風物詩である本シリーズの根強い人気を証明した。

『映画ドラえもん のび太の恐竜』(80)からスタートした『映画ドラえもん』シリーズも今年で35周年。その記念作品として、『ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』は早くから注目を集めていた。

配給会社によれば、公開初日にはファミリーを中心とした幅広い世代の“ドラえもんファン”が劇場に駆けつけたという。今後、本格的に春休みシーズンに入り、ファミリー層の動員増が期待できそうだ。

キャストなどが一新されたリニューアル以降の作品として考えても、10作目の節目を迎える本作。オープニング2日間の動員&興収だけ見れば、リニューアル後の10作品の中でも、『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』(13)に次ぐ好記録となった。

また、累計35.8億円を記録した前作『ドラえもん 新・のび太の大魔境 ペコと5人の探検隊』と比較しても、興収比107.4%と高稼働。興収40億円も目指せる好調なスタートだ。

3位には、同じく初登場の『ソロモンの偽証 前篇・事件』がランクイン。宮部みゆきのベストセラー小説を映画化した2部作の前編として全国311のスクリーンで公開されると、土日2日間で動員9万1850人、興収1億2012万8100円をマークした。4月11日(土)には後編の『ソロモンの偽証 後篇・裁判』が公開を控えるだけに、こちらも春休みシーズンに向けて客足を伸ばしていきそうだ。【トライワークス】

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