エレキテル連合、「ラッスンゴレライは放送禁止用語」
『映画クレヨンしんちゃん』シリーズ23作目となる『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語〜サボテン大襲撃〜』(4月18日公開)の公開アフレコイベントが3月18日に都内で行われ、ゲスト声優を務めるHKT48の指原莉乃と日本エレキテル連合(橋本小雪・中野聡子)が出席。
ブレイクネタのキャラクター・細貝さんに扮した中野が「ラッスンゴレライという言葉は、メキシコの言葉で非常に卑猥な言葉!使っちゃダメダメ!」と、お笑いコンビの8.6秒バズーカーに注目する世の中に向けて、嫉妬混じりに注意喚起した。
本作では、“引越し”をテーマに、野原一家が春日部からメキシコへとお引っ越し。慣れない土地や文化、動く巨大サボテンを相手に野原家が大奮闘する物語だ。日本エレキテル連合は、「おしゃべりワイフシリーズ 未亡人朱美(あけみ)ちゃん 3号」のネタでおなじみ、細貝さんと朱美ちゃんのキャラクターそのままでの登場となる。
「お久しぶりでございます!」とマスコミ陣の前に登場した日本エレキテル連合の二人。中野は「手のひら返しが早い!」と愚痴り、「ラッスンゴレライという言葉は放送禁止用語。使っちゃいけません!」と絶叫。
朱美ちゃんに扮した橋本も「ラッスンゴレライ?それって何ですのん?」と8.6秒バズーカーのネタを混じりコメントするなど、彼らの存在が大いに気になっている様子。二人の悲痛な叫びに、指原も「気にしちゃってる!」と大爆笑だった。
本格アニメーション映画への声優は初挑戦となったのが、指原。口数の少ない、14歳のメキシコ人の女の子役を演じる。監督から何度も「14歳の役です」とダメ出しがあったそうで、「若いときの気持ちを思い出せなかった。14歳の気持ちになるのは、もう不可能なんですよ!」と苦笑い。「漫画もアニメも映画もずっと見てきたので、うれしい」と、しんちゃんとの共演を喜んでいた。
また今回のテーマが“引越し”となることから、印象深い“引越し”を聞かれた指原は「アイドルになるために大分から東京に上京しました」と回答。中野が「あれ、指原さん、博多に引っ越しませんでしたっけ」とスキャンダルをきっかけにHKT48に移籍したことに言及すると、指原は「ダメよ〜ダメダメ!」とあわてて、会場を盛り上げていた。【取材・文/成田おり枝】