杏、「デート~」の次も恋に不器用な変わり者女子に!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
杏、「デート~」の次も恋に不器用な変わり者女子に!

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杏、「デート~」の次も恋に不器用な変わり者女子に!

“月9”らしからぬと、話題を集めたドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」が3月23日(月)に最終回を迎える。恋愛不適合者、非モテなどと呼ばれる、一風変わった男女の結婚の行方を描いた同作で、恋愛力ゼロの超合理主義な“リケジョ(理系女子)”公務員を演じきったのが、実際は“レキジョ(歴史好き女子)”の杏。

月9初主演を飾った彼女の次なる“初”が長編アニメーション作品『百日紅~Miss HOKUSAI~』(5月9日公開)での声優“初”挑戦だ。

江戸風俗研究家で文筆家の杉浦日向子による同名コミックの映像化で、杏が担当しているのは江戸時代に活躍した浮世絵師・葛飾北斎の娘、お栄の声。父の遺伝子を受け継ぐかのような才能あふれる浮世絵師で、存在感たっぷりの太眉も凛々しい。キセルをくゆらせながら絵筆を握る一方、春画を描くことが苦手というギャップのある23歳だ。

火事見物が大好きで、恋には不器用という変わり者ではあるが、絵を描くことは決して諦めないお栄。そんな彼女を杏が、「デート~」のヒロインにもどこか通じる、声を張らない低音ボイスで魅せる。自分の芯をしっかり持ったところが杏自身のイメージに近いせいか、声のハマり具合もなかなかだ。

また、お栄の父・北斎の声を担当しているのが、実力派俳優の松重豊。杏とは「デート~」、ユーキャンのCMに続く3度目の“親子共演”で、「何か縁というものをすごく感じます」とコメントを寄せている。二人の息の合ったセリフのやり取りも見どころだ。

作品の予告編では父と衝突したり、頬杖をついて物思いにふけったり、イケメンに顔を赤らめたりしながらも、創作に打ち込むお栄の姿が確認できる。杏が演じるちょっぴり風変わりだけれど、どこまでもまっすぐな“浮世絵女子”に魅了されてほしい!【トライワークス】

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