佐々木蔵之介を永作博美が絶賛!「素敵なパパになる」

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佐々木蔵之介を永作博美が絶賛!「素敵なパパになる」

実話ブログから生まれた映画『夫婦フーフー日記』(5月30日公開)の完成披露上映イベントが、3月24日に新宿ピカデリーで開催。佐々木蔵之介、永作博美、佐藤仁美、高橋周平、前田弘二監督が舞台挨拶に登壇した。

映画で佐々木と永作演じる夫婦の赤ん坊“ぺ~”として登場した子どもも駆けつけ、フォトセッションの途中で大泣きするというハプニングに会場は沸いた。

10年ぶりに夫婦役を演じた佐々木と永作。佐々木は永作について「ribbon(永作博美のアイドル時代のグループ)の頃から可愛らしさは変わらない」とほめると、永作も「相変わらず男らしい方だなと実感しました。迷うダンナを突き進んでいく感じが男らしい」と互いに称え合った。

佐々木は、赤ん坊相手の撮影の苦労話を告白。「ぺ~ちゃんはリアル赤ちゃんだから、いろいろとぺ~ちゃんのペースでした。現場に入ったらまずぺ~ちゃんとスキンシップ。来た瞬間に泣かれると、僕がすべて悪いという気持ちになるけど、1回笑ってもらえると現場がパーッと明るくなる」。

永作は「ぜんぜん慣れてらっしゃいましたよ。怖がる感じもなくて。きっと素敵なパパになるだろうなと思いました」と佐々木のパパぶりを絶賛した。

最後に佐々木は「実際あった闘病の話で、どんだけ苦しいのかと思ったんですが、絶望も悲しみも辛さもあるけど、どんな状況であっても、前を向いて、今を笑って生きようとする希望にあふれた映画です」と力強くアピール。

前田監督も「素晴らしいキャストのおかげで、僕のイメージを大きく超える作品になりました」と手応えを口にした。

原作は、闘病ブログを書籍化した「がんフーフー日記」。作家志望の「ダンナ」と、長年友人だった「ヨメ」が結婚し、1か月後に妊娠が発覚するが、その後、ヨメに悪性腫瘍が見つかる。映画では、死んだはずの妻と残された夫が、夫婦の軌跡を振り返るという設定で描かれていく。【取材・文/山崎伸子】

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