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女子の憧れ!R・マッデンの“現代の王子様像”に夢中

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女子の憧れ!R・マッデンの“現代の王子様像”に夢中

ディズニーの不朽のラブストーリーを実写化した『シンデレラ』が4月25日(土)より公開。世界中の女の子たちの憧れである“王子様”を演じた、新進俳優リチャード・マッデンにこの役について語ってもらった。

シンデレラの王子といえば、聡明で情熱的な騎士道精神の持ち主で、まさに絵に描いたような理想の男性だ。ただ、これまで王子の生き様はあまり描かれなかったが、本作では従来の作品より王子の存在感が段違いに高くなっている。

「アニメーションでは、王子はほんの数シーンしか出てこない。彼の名前さえ知らないんだ。それとちょっと古臭いストーリーでもある。囚われの乙女が、男性に助けに来てもらうというね。それは昔のもので、今の時代には通用しない」とマッデンは、本作に現代的なエッセンスが盛り込まれているとアピールする。

また、「シンデレラと王子がお互いに最高の結果を見つけようとする作品なんだ。王子が彼女を救うのと同じぐらい、彼女も彼のことを助けることなる。多分、今回のシンデレラは王子に会わなくても平気なくらい強いヒロインなんだ」と話す。

本編では王である父から結婚を勧められ、政略結婚の話まで登場するなど、揺れ動く王子のリアルな感情が描写されている。マッデンはそれがこの王子の面白い点だといい、「もちろんシンデレラ以外の人と結婚したいと思っていないけれど、自分の愛を優先すべきか?それとも王国のために行動すべきか?と悩んでいるんだ」と、王子のキャラクターを分析。王国を守るという仕事に責任を持ちながらも、恋する気持ちも大切にしたいという、男らしい王子像と言えるようだ。

マッデンは、海外テレビドラマのファンタジー作「ゲーム・オブ・スローンズ」で、若き王子ロブ・スターク役で人気を獲得。同じ王子とはいえ今回の“シンデレラ”の王子役には少なからずプレッシャーを感じていたという。

「これは僕にとって最初の大作映画だった。それだけでなく、多くの人たちが思い描く憧れのキャラクターでもある。だからその点にはナーバスになっていたんだ」と、振り返る。衣装については「最初はピカピカの衣装やシークイン(金属片)が出てきて『これをどうやって着こなすの?』って思ったよ!」と、撮影前の本音を告白した。

しかし、その不安を監督のケネス・ブラナーが払拭。マッデンの状況と責任がどんなものかを深く理解し、毎日彼に多くの自信を与えてくれていたという。懸念していた衣装も実際に着てみると「不思議とそれは僕に男らしく、王らしい姿勢を与えてくれたんだよ!王子を演じることで、僕が維持したいと思っていたことはまさしくそれだったんだ」と、監督や衣装のおかげで王子に成り切ることができたと話す。

「この映画がいかに感動的かということに驚いた。大好きになったよ」と本作に称賛を送り、素直に魅了された様子のマッデン。彼が熱演する現代的で“理想のオトコ”と言える思いやり溢れる王子の姿を、スクリーンでしっかり堪能しておきたい。【トライワークス】

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