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映画ニュース 2015/5/8 5:00

製作費20億『GAMBA ガンバと仲間たち』に注目

『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』(13)のVFXや、『STAND BY ME ドラえもん』(14)などの3DCGアニメを手がけてきた映像製作会社・白組が、構想15年、製作10年、製作費20億円のビッグプロジェクトを放つ。それが、世界マーケットを視野に入れた3DCGアニメ『GAMBA ガンバと仲間たち』(10月10日公開)だ。

原作は、斎藤惇夫の児童小説「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」で、小さいネズミたちが力を合わせ、巨大な敵に立ち向かうという冒険物語。テレビアニメとして人気を博し、劇団四季によるミュージカルとしても上演されてきた。劇場用アニメとしては『ガンバとカワウソの冒険』(91)以来、24年ぶりに製作された。

白組の島村達雄代表取締役社長は、「日本の2Dアニメーションのレベルは、世界的にもトップクラス!でも、オリンピックでいえば、3DCGアニメでは予選落ちしてしまう。それではダメなんです」と声高に訴える。

また、副社長で、企画・総監督を務める小川洋一も「日本では、2Dは世界で無敵。でも、CGではめちゃくちゃ遅れを取っている。だからこそ、自分たちのために、何かを作りたいと思いました。『GAMBA ガンバと仲間たち』は児童文学としても感動するし、面白くてぶれないストーリーがあるので、本作を選びました」と力強く語った。

こうして、『GAMBA ガンバと仲間たち』には、国内外のヒットメーカーが集結した。エグゼクティブプロデューサーには『スパイダーマン』や『アイアンマン』『X-MEN』シリーズに携わり、日本のアニメやコミックにも精通しているアヴィ・アラッドが就任。音楽は、第86回アカデミー賞作品賞ほか3冠に輝いた『それでも夜は明ける』(14)に楽曲を提供したベンジャミン・ウォルフィッシュが作曲を担当し、指揮者でもある同氏の指揮の下、「ビートルズ」でおなじみのアビー・ロード・スタジオで、フルオーケストラ演奏による音楽収録を行った。

企画・総監督は、前述の小川洋一、監督には3DCGアニメ「うっかりペネロペ」の河村友宏、PS2用ソフト「Rule of Rose」のムービーでアヌシー国際アニメーションフェスティバルで入選をした小森啓裕が共同監督として参加した。また、脚本を手がけるのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『寄生獣』、テレビドラマ「相棒」や「リーガルハイ」などで知られる人気脚本家・古沢良太で、本作が初のアニメーション作品の執筆となる。

公開は、10月。白組と東映が威信をかけて挑む『GAMBA ガンバと仲間たち』には、大いに期待がかかる。【取材・文/山崎伸子】

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