城田優、菅田将暉のパンチは「痛かった!」と告白
『HK/変態仮面』(13)の福田雄一監督作『明烏 あけがらす』の初日舞台挨拶が、5月16日に新宿バルト9で開催され、菅田将暉、城田優、若葉竜也、吉岡里帆、柿澤勇人、松下優也、新井浩文、ムロツヨシ、福田雄一監督が登壇。
福田監督は、菅田のボブスタイルに「いま、そんな髪型なんだね!役作り?」と突っ込むと、菅田は「そうです」と笑う。監督は「そりゃ、そうだよね」とうなずくと、会場は爆笑。
続いて、福田監督は、ムロのヘアスタイルにも「最近、それ、気に入ってるよね」と突っ込むと、ムロは「これがお気に召してるの。でも、若葉が追っかけてきてる」と言うと、若葉は「追っかけてないです!」と笑いながら全否定した。
『明烏』は、ホストクラブを舞台に、菅田演じる最下位ホストと仲間たちの12時間を描いたコメディ。人気ホスト役の城田について、福田監督は「城田くん、アドリブばっかり」と感心すると、城田は「そんな!台本読んでないみたいじゃないですか」と苦笑い。福田監督が「いちばんちゃらくて、軽くて、バカな役をやってくれました」と太鼓判を押す。
城田は、菅田にパンチをくらったシーンについて「将暉のアドリブ、痛かった。あの対応力、すごくないですか?なかなか先輩役者の顔を叩けないでしょ?」と突っ込む。菅田は「そうですね。それだけイラッとさせてくれました」と笑顔で語った。
毎回、映画の話はそっちのけで、福田監督とムロの掛け合いが展開されているという本作の舞台挨拶。最後に菅田は「見てのとおり、素敵な大人たちがいっぱいいて、それに囲まれた作品でした」と、しっかりアピールして、締めくくった。【取材・文/山崎伸子】
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