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元PASSPO☆奥仲麻琴「怪奇現象より寒さが怖い!」

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元PASSPO☆奥仲麻琴「怪奇現象より寒さが怖い!」

「仮面ライダーウィザード」のヒロイン役で知られる奥仲麻琴が主演を務めたホラー映画『心霊写真部 劇場版』。5月30日、ヒューマントラストシネマ渋谷で本作の初日舞台挨拶イベントが行われ、奥仲が現場での思い出を振り返った。

ガールズロックユニットPASSPO☆の元メンバーである奥仲は、女優としての活動を本格化するため、今年の1月1日に同ユニットから卒業。奥仲にとって、本作が初の映画主演となる。

黒のワンピースで登場した奥仲は、初日を迎える充実感にあふれた表情でトークを展開。今年の2月に行われた撮影では、奥仲は常にミニスカートの制服姿だったようで「私は本当に寒さに弱いんです…。ずっとストーブに張り付いていました(笑)」と苦労を口にした。

ホラー映画の撮影では、現場で奇怪現象が起こることも多いといわれているが、奥仲はこれをキッパリ否定。「お守りも持たず、お払いもせずに撮影に臨んだんですが、現場で怖いことは一切ありませんでした。よっぽど寒さの方が怖かったです!」と、あくまで苦手な寒さをアピールした。

また、奥仲はファンの間ではホラー映画好きとして知られているが、今回の演技について“ホラーの鉄則”なるものが難しかったとコメントした。「幽霊に肩をトントンと叩かれて、振り向くまでの1.5秒の間。これがホラーの鉄則らしいんですけど、すごく難しくて…。何度も撮り直してしまいました」。

キャストはそれぞれ幽霊になったり、ナイフが突き刺さったり、血のりを頭からかぶったり…と過酷な体験をしたようだが、これに対して奥仲は「私以外のみなさんは本当にキャラが濃い。私の役は本当に普通過ぎる女の子で、逆に演じるのが難しかった。だから、私が唯一通常な人間でしたね(笑)」と切り替えし、会場の笑いを誘った。

この日登壇したのは奥仲のほかに、共演の伊藤陽佑、上野優華、谷内里早、主題歌を担当したバンド・摩天楼オペラの苑と彩雨、原作・脚本の福谷修、そして監督の永江二朗。登壇者全員が、集まった観客に丁寧な感謝の言葉を述べ、舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/トライワークス】

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