『マッドマックス』、『ラブライブ!』を抜き興収で首位
大ヒットシリーズの最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が、全国666スクリーンで公開され、土日2日間で動員17万4807人、興収2億6478万4500円を記録。6月20日・21日の週末ランキングでは、動員順こそ2位だったものの、興収ランキングでは見事首位スタートを飾った。
本作はメル・ギブソン主演で1979年に第1作が公開された人気シリーズの最新作。荒廃した近未来を舞台にした過激なバイオレンス描写でアニメ『北斗の拳』などに多大な影響を与えたことでも知られている。そのシリーズ第4作となる本作は前3作同様、シリーズの生みの親であるジョージ・ミラーが監督を担当。直前に来日も果たすなど公開前から話題を集めていただけに、順調なスタートとなった。
先週首位スタートの『ラブライブ! The School Idol Movie』は土日2日間で動員18万8061人、興収2億6124万1140円となり、興収では『マッドマックス~』を下回ったものの、動員では首位をキープした。毎週変わる入場者プレゼントもすでに4週目まで発表。リピーターの多い作品だけにまだまだその勢いは続きそうだ。
この他、6位には北海道を舞台に夫婦の愛を描いた『愛を積むひと』がランクイン。全国244スクリーンで公開され、土日2日間で動員6万7490人、興収7812万6580円をあげた。また、7位には人気ホラーシリーズの完結編となる『呪怨 -ザ・ファイナル-』が、9位には人気アニメの劇場版『攻殻機動隊 新劇場版』がそれぞれ登場。今週は『マッドマックス』だけでなく、知名度のあるシリーズものの強さが目立つ週となった。【トライワークス】
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