ジョニデの娘リリー、16歳でシャネルの顔に！

会場をカジノの設定にした豪華セレブ総出演のシャネルのショーに出演して話題をさらったばかりのリリー・ローズ・デップが、16歳でシャネルの新たな顔になることが発表された。リリーの母親ヴァネッサ・パラディは91年から何度もシャネルの広告モデルを務めており、彼女も母親のキャリアを追うことになる。

リリーが先日シャネルのショーに初登場した時にも、黒いシャネルのミニドレスを着たキュートで優美な姿が若き日のヴァネッサを彷彿とさせると評判になり、デザイナーのカール・ラガーフェルドが彼女を起用するのは時間の問題と言われていた。

ラガーフェルドは新たな彼のミューズについて、「リリー・ローズは絢爛豪華だ。スターの資質を兼ね備えた新たな世代の少女。スイートで女性らしい世界のベビードール」と評している。

リリーは9月に発売されるシャネルの新たな眼鏡コレクション、Pearlの顔として広告に登場する。Pearlはフレームに真珠を埋め込んだ眼鏡やサングラスのコレクションで、英紙デイリー・メールが掲載している広告画像ではリリーも縁全体に小型の真珠が施されたジョン・レノン風の丸いサングラスをかけている。

同紙サイトはヴァネッサ・パラディが91年に19歳でシャネルの香水のCMに登場した時の写真を掲載しているが、小悪魔的だが気品のある目元やつんと尖った唇など、やはり2人はよく似ている。

ラガーフェルドはリリーを起用したキャンペーンのイメージビデオと写真を自ら撮影したそうで、母親同様にリリーも「カールのお気に入りの女の子」になったようだ。【UK在住/ブレイディみかこ】