綾野剛のトラブル対処術に会場で拍手起こる
単行本が累計発行部数50万部(全6巻)を誇る、ジョージ朝倉の人気コミックスを実写映画化した『ピース オブ ケイク』の初日舞台挨拶が、9月5日(土)、新宿バルト9にて開催。多部未華子、綾野剛、木村文乃、光宗薫、柄本佑、峯田和伸、田口トモロヲ監督が登壇した。
「今まで、なんとなく恋をしてきた。だけど、もうちゃんとしたい」。そんな思いで、今度こそ本気の恋愛を…と考える主人公、志乃を演じるのが多部未華子、志乃の恋人、京志郎役を演じるのが綾野剛。京志郎と同棲する女性、あかりを光宗薫が演じる。
同イベントでは、それぞれが本作への思いを語る中、赤ちゃんが泣くというトラブルが発生した。そこで柄本が「大丈夫か?」と声を掛け、田口監督が「いない、いないバァ~!」と、機嫌をとるなど連携プレー。最後に綾野が「まあでも、赤ちゃんはね、泣くことで会話してますから」と落ち着いた態度でフォローを入れると、会場の緊張感がほぐれ、拍手が沸き起こった。
また、映画タイトルにちなんで、それぞれのキャストが思いを込めて、自らデコレーションしたピースのケーキ(ピースオブケイク)をお披露目した。イチゴを乗せたケーキを披露した綾野は、「僕イチゴタルトが好きなんですよ、単純に。だから迷いなくポンポン、イチゴを置きました」と、その思いを告白。会場からどよめきが起こると「え?なんか問題ありますか?」と突っかかってみせ、笑いを誘った。
一方の多部は、リボンを乗せたガーリーなデコレーションケーキを披露。「私すごく性格が雑で(笑)。大きいものを乗せたら見栄えが良くなるかな、と思って好きなリボンをボンボンボンって乗せました」と説明していた。【取材・文/平井あゆみ】
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