広末涼子が一青窈と初タッグ!前向きに生きる女性を熱演
ブログを基にしたベストセラーエッセイを映画化した『はなちゃんのみそ汁』が12月19日(土)より東京・テアトル新宿&福岡県内で先行公開、2016年1月9日(土)より全国拡大公開。本作の主題歌が一青窈による書き下ろしオリジナル楽曲「満点星(まんてんぼし)」に決定し、感動的なメロディの入った予告編映像が解禁された。
本作は、がんを患い33歳の若さでこの世を去った安武千恵さんとその家族の絆を描いた実話ドラマ。広末涼子が主役の千恵を演じ、彼女をひたむきに支える夫・信吾を滝藤賢一、娘のはなを1000人超の応募者から選ばれた演技経験ゼロの新星・赤松えみなが演じる。
生前、千恵さんが一青窈の「ハナミズキ」が好きでよく歌っていたという縁もあって一青にオファーされ、主題歌に決定。さらに一青は本編にも出演し、広末演じる千恵の姉役を演じており、本編と楽曲あわせて、広末涼子×一青窈という夢のタッグが実現した。
広末は、一青窈の主題歌について「初めて聴いた時、とても大きな優しさに包まれた気持ちがしました。聴く度に、心に沁みる体に響く楽曲です」とコメント。本編には実際に「満点星」を歌って演じるシーンがあるようだが、「役を通じてこの曲を歌わせていただいた時には、涙が止まらなくなってしまい…困りました。この映画を物語る素晴らしい楽曲を作ってくださった一青さんに、深く心から感謝しています」と語っている。
一青は「春の季語、満点星躑躅(ドウダンツツジ)からタイトル、『満点星』を頂きました。中国語読みでドウダンですが一般的には分かりにくいと思ったので”まんてんぼし”としました。花言葉は…「素直な告白」です」と、タイトルを解説。「母としてまっすぐにはなちゃんに愛を注いだ千恵さんとそれを一心にサポートする安武さんとその愛に応えるはなちゃんと気持ちをいつもいつも素直に伝える家族のあり方が素敵だなぁと思って、これに決めました」と、楽曲に込めた想いを明かしている。
予告編では「私はツイていた」と前向きで明るく、娘のはなを大切に思う千恵に扮した広末の熱演が確認でき、そこに乗る「満点星」のメロディが涙腺を刺激。この冬、あたたかい気持ちにさせてくれる映画に仕上がりそうだ。【Movie Walker】