『天空の蜂』江口洋介、初の舞台挨拶に立つ息子に感無量

映画ニュース

『天空の蜂』江口洋介、初の舞台挨拶に立つ息子に感無量

9月20日が空の日、“天空の日”ということで、東野圭吾の同名小説の映画化作品『天空の蜂』(公開中)の大ヒット御礼イベントが、9月20日に新宿ピカデリーで開催。江口洋介、堤幸彦監督と、スペシャルゲストとして、江口の息子役を演じた田口翔大が舞台挨拶に登壇した。

江口は、上映後の観客の表情を見て「もう僕がしゃべることがないくらい、伝わったという顔をしてくれています」と手応えを口にした。「中立の立場じゃないと難しい作品で、それぞれが戦っていて、誰もが逃げない。エンターテインメントをやってきた堤さんならではのタッチの映画です」と力強く語った。

堤は「私のスキルで、(『トリック』シリーズで)『貧乳』とか言っていた私で大丈夫かと思いましたが、今回チームで向き合いました」と、堤率いるスタッフが原発やヘリコプターについて徹底的にリサーチをしたことを明かした。

続いて、息子役の田口翔太が登場。初めての舞台挨拶ということで「とても緊張して心臓がバクバクしてます」とコメント。江口は「お兄ちゃんになったな」と親のような眼差しを向けた。

田口は江口と監督に向けて書いてきた手紙を読み上げた。手紙には、2人への感謝の気持ちと、『天空の蜂』に出演できた喜び、そして、またいつか2人といっしょに仕事をしたいと熱望するメッセージが込められていた。江口は「感無量です。高彦(田口翔太)の目線がなかったら、湯原(江口洋介)の最後まで諦めない男は誕生しなかった」と田口を称えた。

『天空の蜂』は、最新鋭の日本最大のヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させるという“原発テロ”事件と、その危機に立ち向かう人々の攻防を描くサスペンスアクション超大作となっている。【取材・文/山崎伸子】

作品情報へ

関連作品

  • 天空の蜂

    3.8
    383
    ヘリによる原発へのテロを描いた東野圭吾の同名作を堤幸彦監督が映画化したサスペンス
    Prime Video U-NEXT Hulu