黒木メイサがヒラリー・スワンクと対面「触られました」と大喜び
現在、開催中の第28回東京国際映画祭・特別招待作品『サヨナラの代わりに』(11月7日公開)でヒラリー・スワンクが来日し、10月23日に新宿ピカデリーの階段に敷かれたレッドカーペットを歩いた。ヒラリーの来日は、『ミリオンダラー・ベイビー』(05)以来10年ぶりで、彼女の大ファンである黒木メイサが花束をもってヒラリーを出迎え、2人で舞台挨拶を行った。
『ボーイズ・ドント・クライ』(99)、『ミリオンダラー・ベイビー』(05)でアカデミー賞主演女優賞を2度受賞した実力派女優のヒラリー。『サヨナラの代わりに』では、プロデューサー兼主演を務めた。黒木は「私はファン代表としてここに来させてもらってます」と紅潮しながらヒラリーと会えた喜びを口にした。
ヒラリーは「本当に素敵なお言葉と素敵な花束をありがとう。私も黒木さんのお仕事を拝見したいわ。本当に美しい」と黒木を称えた。黒木は「ここ、ヒラリーさんに触られました。緊張して何しゃべって良いのかわからなくなってきました」とかなり浮き足立っていた。
本作でヒラリーは、難病・筋萎縮性側索硬化症(ALS)に苦しみながら、大学生の介護人の女性と絆を育んでいくヒロインに扮した。そこで、ヒラリーと黒木は、映画の2人のように自分をさらけ出せる相手について尋ねられた。
ヒラリーは「私は、大切に思っている女友達がいて、この脚本を読んだ時、真っ先に彼女のことが脳裏に浮かびました。これは私とその友達のストーリーだと思っています」とコメント。
黒木は「私は欲張りです。自分の家族に見せる自分も本当ですが、女友達といる時の自分も本当の自分。ヒラリーのように、これから素敵な友人と出会えることも楽しみにしています」と笑顔を見せた。【取材・文/山崎伸子】
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