キャサリン妃の婚約指輪のレプリカ、突然発売終了
キャサリン妃が、2011年にウィリアム王子と婚約した際に贈られたサファイアの婚約指輪は、故ダイアナ妃が1981年にチャールズ皇太子から贈られた大事な形見。当時は、世界で最も注目を集める幸せを呼ぶ婚約指輪と言われ、2012年には世間で主流だったダイヤモンドの婚約指輪に代わってサファイアがブームとなったほどだ。
指輪の資産価値は現在100万ポンド(約1億7600万円)にまで跳ね上がっていると言われており、市民には手の届かないものであることはわかっていても、幸せにあやかりたいとレプリカ品の人気は高い。これまでレプリカは、ネット通販やケンジントン宮殿内の英王室公式ギフトショップHistoric Royal Palacesで、「Princess Diana jewellery collection」として販売されていたが、突然ショップから消えたことが話題となっている。
これについて生産元の広報は、「現在もレプリカのミニチュア版の指輪の生産は続けており、オンラインで、キャサリン妃の婚約指輪にインスパイアされた指輪ということで「ring charm」の一部として100ポンド(約17600円)で販売は行っております。しかし先方の意向により、ショップからは商品を撤退しました」と語っている。
これについて英王室関係者が、「恐らくキャサリン妃が撤退を依頼したのでしょう。ダイアナ妃の大事な形見である指輪を、安物のレプリカで売り出すのはあまり好ましくないと考えるのはある意味当然のことです。誰もキャサリン妃を責められません」と、ナショナル・エンクワイラー紙に語っている。
婚約から4年も経った今なぜ撤退なのか?一説によればエリザベス女王の後継者はチャールズ皇太子を飛ばしてウィリアム王子に決定したのではないかとも言われており、婚約指輪が以前とは違う意味を持ち始めたことで、今回の動きに出た可能性も指摘されている。【NY在住/JUNKO】