松山ケンイチ、内海桂子の言葉は「重くて受け止めきれない」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
松山ケンイチ、内海桂子の言葉は「重くて受け止めきれない」

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松山ケンイチ、内海桂子の言葉は「重くて受け止めきれない」

故・森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』(81)のその後を描く『の・ようなもの のようなもの』が1月16日(土)より公開される。本作に登場した有馬湯で、公開直前‼銭湯寄席トークイベントが1月6日に開催され、松山ケンイチ、内海桂子師匠、伊藤克信、スペシャルゲストの三遊亭小遊三、杉山泰一監督が登壇した。

劇中で落語を披露した松山は「いまでも自分がやらせていただいたことが信じられない。これからも経験できないだろうという貴重なことだったので、いまでもはっきり覚えてます」と感慨深い表情を見せる。三遊亭小遊三は、松山の落語について「見事なステージでした」と称えた。

続いて『の・ようなもの』と本作の両方に出演した内海師匠が登場。「こういうイイ男はなかなか芸事は難しいのよ。笑えないでしょ。みなさんが見てる前でやったの?」と尋ねると、松山は苦笑い。

杉山監督が「師匠!目の前でやってましたよね?」と突っ込むと会場は爆笑。内海は「こういうイイ男は難しいのよ」と繰り返し、笑いを取った。

内海と共演した松山は「一言ひとことが重いので、受け止めきれないです」と笑顔で語った。最後に、映画の大ヒットを祈り、熊手が松山にプレゼントされた。

『の・ようなもの のようなもの』は、若手落語家の青春を描いた『の・ようなもの』の35年後を描く人情コメディ。生真面目でさえない落語家(松山ケンイチ)が、兄弟子(伊藤克信)に、もう一度高座に立つよう説得するため、2人でおかしな共同生活をしていく。【取材・文/山崎伸子】

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