広瀬すずの躍動感がスゴい!原作者太鼓判のキャラ再現度
“競技かるた”を題材にした少女コミック「ちはやふる」。この人気作を実写映画化した2部作の前編『ちはやふる -上の句-』が3月19日(土)に公開されるが、主演に抜擢された若手女優・広瀬すずによる、ヒロイン・千早の「再現度が高い!」と話題だ。
そもそも競技かるたとは、百人一首を用いたかるた取り遊びを、気力と体力が求められる激しいスポーツに昇華させた競技。本作では、競技かるたに幼い頃から熱中している猪突猛進タイプの美人女子高生・千早が、全国大会を目指す青春が描かれる。
広瀬は髪の長い千早になりきるため、自身のトレードマークであるボブヘアからエクステでロングに大変身。そして、長身設定のコミック版との身長差を感じさせない、艶やかで完璧な千早の姿を具現化させた。ビジュアルが解禁されてすぐに、そのクオリティの高さに原作ファンからもネット上で歓喜の声が上がったほど。
外見だけではなく、広瀬はダイナミックな競技の躍動感もばっちり表現している。対戦相手と向き合うときの緊迫する空気、読み札を聞き分けようと精神を集中する真剣な眼差し、そして札めがけて一気に体ごと飛び出す“払い手”のアクション。特殊カメラを使って捉えた広瀬の“かるたさばき”は、むしろコミック以上の迫力だ。さらに、試合で燃え尽きた千早が、白目をむいて寝てしまう(!)というコミカルな場面も完全再現しているから驚き。
この広瀬のなりきりっぷりを、コミックの原作者・末次由紀も絶賛。「マンガへの親しみの分だけ実写化に否定的な気持ちの人もいるでしょう。しかし、マンガのファンの皆さんに伝えたいです。完璧でした。素晴らしい作品になっていました」とその再現度の高さに太鼓判を押した。広瀬扮する千早の完成度を、ぜひスクリーンで確かめてほしい。【トライワークス】