風間俊介、松岡茉優からの称賛に疑惑の目「占いに書いてあったから?」
人気コミックを映画化した『猫なんかよんでもこない。』の初日舞台挨拶が1月30日にTOHOシネマズ新宿で開催され、風間俊介、つるの剛士、松岡茉優、山本透監督、原作者の杉作、主題歌を担当した「SCANDAL」(HARUNA、MAMI、TOMOMI、RINA)が登壇。「尊敬する先輩」と褒めちぎる松岡に対して、風間が「『占いに、人を褒めると運気がアップすると書いてあった』と言っていた」と疑惑の目を向けた。
本作は、ボクシングに人生を捧げる三十路寸前の男と、愛猫チンとクロとの共同生活を描くハートフルな物語。松岡は「風間さんが猫はこう抱いたらいいんだよと教えてくれたし、スタッフさんのことも全部見ていらっしゃるし、ご通行の方のさばきとかも、全部やってらした」と現場での風間の気配りについて絶賛。「猫がすごいっていうのが、この映画には大前提としてあるんですが、私は尊敬する先輩として、今後は風間俊介氏を挙げさせていただいてもよろしいでしょうか!」と風間を褒めちぎった。
すると風間は「『今日の占いに、人を褒めるとあなたの運気がアップするって書いてあったんですよ』って裏でおっしゃってましたよね!」と松岡の持ち上げぶりに警戒心たっぷり。松岡が「占いは関係ないっす!先輩!」と必死に否定すると、「わかった。じゃあ、ストレートに受け止めるようにするわ!」とポジティブ思考に切り替えて会場の笑いを誘っていた。
自由でかわいらしい猫たちの姿を捉えた本作。風間は「僕の役は、黒猫のクロを鍛えるためにトレーニングをさせていて。宅配便の人が来て、クロに対して『さぼるなよ』と行って出て行くんですが、僕がいなくなった瞬間にクロがさぼった。それは台本にはまったくなくて、あいつらのアドリブが天才だなとわかるところ」と楽しそうに、天才猫たちの注目シーンを紹介。松岡も「皆さまを癒す自信があります。お疲れかと思いますが、リラクゼーションのような気持ちでこの映画を観てもらえたら」と猫と人の関わりが生み出す“癒し効果”をアピールしていた。【取材・文/成田おり枝】