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竹内結子、ホラー映画の引退宣言「慎重に検討させて」

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竹内結子、ホラー映画の引退宣言「慎重に検討させて」

『残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋-』の初日舞台挨拶が、1月30日に丸の内ピカデリー1で開催。2月3日の節分を前に、竹内結子、橋本愛、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一、中村義洋監督がヒットを祈願し、豆が入った巾着を客席にまきながら入場した。

怖がりだという竹内は、今後のホラー映画出演について尋ねられると「え?そういうこと聞いちゃいます?」とおどける。「私ごとですが、18年前の今日くらい、『リング』(98)でスクリーンデビューをしまして。最初がホラーということで、今回、リベンジという形で出演が叶ったのですが、やはり内容が……。なるべくホラーに関しては、引退宣言とさせていただきたい」と苦笑い。

さらにMCから「もしも、次のオファーが来たら?」と聞かれると「慎重に検討させていただきたいと思います。いっそ出るなら、飛び出してくるようなキャラクターで出てみたいです」と語った。

中村組に初参加となった橋本は、「中村監督のご指示がすごくわかりやすくて、端的な言葉で表してくれるので、すごくやりやすかったです。久しぶりにホラーを撮られるタイミングでごいっしょできたのはうれしかったです」と笑顔を見せた。

舞台挨拶では、本作が11の国と地域での配給が決定し、4月22日(金)より開幕する、18回ウーディネ極東映画祭のコンペティション部門への出品が決定したことも告知された。

最後に中村監督が「そばに置いておくだけでも怖い本ですが、映画を観るのもどうかという。ある意味、“刑事(デカ)”より“あぶない”映画なんです」と、同日公開となる『さらば あぶ刑事』を意識して、本作をアピールした。

『残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋-』は、第26回山本周五郎賞に輝いた小野不由美の小説を、『白ゆき姫殺人事件』(14)の中村義洋監督が映画化したミステリー。ある小説家(竹内結子)が、奇妙な“音”のする部屋に住む女子大生(橋本愛)から投書を受け取ったことをきっかけに、謎の原因を探り、部屋を巡る驚くべき真相に迫っていく。【取材・文/山崎伸子】

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