「とと姉ちゃん」子役の内田未来、女神役へのオファーに「うれしい!」

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「とと姉ちゃん」子役の内田未来、女神役へのオファーに「うれしい!」

NHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でヒロイン・常子の子供時代を好演した内田未来が、4月12日にベルギー王国大使館で開催された映画『神様メール』(5月27日公開)の来日会見に花束ゲストとして登場。来日したジャコ・ヴァン・ドルマル監督から「女神役をやってほしい」とのオファーを受けると、「うれしいです」にっこり。愛らしい笑顔で会場を盛り上げた。

本作は、神様の娘で10歳のエアが、人間界で人々と出会い奮闘する痛快なコメディ映画。この日は、来日を果たしたジャコ・ヴァン・ドルマル監督、駐日ベルギー王国大使のギュンテル・スレーワーゲン閣下も出席した。

すでに映画を鑑賞したという内田は「すごく面白くて何回も笑ってしまいました。ラストのシーンはすごくびっくりしてしまいました」と大いに楽しんだ様子。「とと姉ちゃん」でしっかり者の常子役を演じたが、「私のお芝居を見てくれた人が、少し楽しい気持ちになったり、頑張ろうという気持ちになってくれればいいなと思います」と女優としての思いを語った。一方、ドルマル監督は「この映画には神様が出てくるけれど、女神がいない。今度、女神の役をやってもらおうかな」とノリノリで内田に次回作へのオファー。内田は「うれしいです」と大きな笑顔を見せていた。

本作の、「神に、娘と奥さんがいる」というアイディアが気に入っているというドルマル監督。「この映画で伝えたかったのは、自分の人生が短いと認識したときに、人は一体何をするのかということ」と映画に込めた思いを明かしていた。

また、3月22日起きたベルギー同時テロを受けて、ベルギー・ブリュッセル在住のドルマル監督は「今もまだ混乱していて、非常に深い悲しみを覚えている」とコメント。「どんなことが起こっても、みんなで笑うことのできる状況を作ることが大事」と持論を語り、「偶然にも、時代を描くような映画になった。あらゆることに怖がらないでといっている映画」と心を込めていた。【取材・文/成田おり枝】

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