アベンジャーズ同士が戦う『シビル・ウォー』最注目は新スパイダーマン!
いよいよ明日4月29日(金)より公開されるマーベル最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。これまで世界を守ってきたアベンジャーズが「チーム アイアンマン」「チーム キャプテン・アメリカ」に分かれて“禁断の戦い(シビル・ウォー)”を繰り広げる本作で、最も注目したいのがスパイダーマンの存在だ。
大人気キャラクターのスパイダーマンが、ついにアベンジャーズと初共演…これだけでもファンにはたまらないが、単なるチラ見せに終わらず、がっつりとアクションを披露してくれるのが何よりもうれしいところ。糸を駆使して高速かつ縦横無尽に飛び回り、ヒーローたちを翻弄するスパイダーマンの姿には誰もが目を奪われてしまうだろう。
そんなスパイダーマンも活躍する2つのチームの対決シーンは、総勢12人のマーベルヒーローが入り乱れる“マーベル史上最大規模”のアクションと言える圧巻の仕上がりとなっている。ジョー・ルッソ監督も「マーベル世界でこんなにたくさんのキャラクターが交流するのは初めてだ。そもそもこれほどたくさんのキャラクターがひとつの映画に登場したこともない。劇中ではアベンジャーズが完全な敵対関係になって、これまでに見たことのないレベルで対立することになる。マーベル史上最大規模のアクションシーンだね」と自信満々だ。
また、監督は「スパイダーマンがどのキャラクターにどんな反応を見せるのか?逆にアベンジャーズたちはスパイダーマンのことをどう思うのか?そこが重要になってくるね」ともコメント。実はスパイダーマンは、アベンジャーズの面々と前述の対決シーンで初めて顔を合わせることになるのだが、他のキャラクターたちとどう対峙し、どう手を組むのか、注目してみてほしい。
もちろんアイアンマン、キャプテン・アメリカらの“見せ場”も満載。今回から新参戦のアントマン、ブラックパンサーの活躍ぶりもバッチリだ。監督の「何よりも登場人物のバランスに細心の注意を払った。たくさんのキャラクターがいるけれど、全員をきちんと描きリアルで人間的な見せ場を用意している。それはどのキャラクターもそれぞれ心理的な理由があって、決断を下しているから。映画館を出たあと口論になるような作品にしたかったんだ」というコメントからも、練りに練られたアクションとなっていることが伺える。
そして、今回から新たにピーター・パーカー/スパイダーマンを演じる19歳の新星トム・ホランドの存在感がバツグン!若者ならではのノリの良いセリフ回しで、激しいバトルの合間に笑いを添えている。もはや大御所(?)とも言えるアベンジャーズの中にフレッシュな彼が混ざることで新風を吹き込んでおり、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスが「彼以上に良い役者は見つけられない」と大絶賛しているのも納得だ。
ちなみに、トム・ホランドが主演を務めるスパイダーマン新シリーズ『スパイダーマン ホームカミング(原題)』(17年夏公開)には、アイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jrが出演することも正式に決定している。本作でのピーターとトニーの初対面シーンでのやりとりも、今後の作品に絡んでくるかも…?まずは『シビル・ウォー』で、新スパイダーマン登場の瞬間を目撃してみてほしい!【Movie Walker】