スタジオジブリ作品『レッドタートル』がカンヌ「ある視点」部門特別賞を受賞!

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スタジオジブリ作品『レッドタートル』がカンヌ「ある視点」部門特別賞を受賞!

第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品された『レッドタートル ある島の物語』(9月17日公開)が特別賞を受賞した。

現地時間で5月18日に行われた公式上映では1000席の会場が満席に。上映後は、登壇していたマイケル監督と鈴木プロデューサーをはじめとするスタッフに向け、5分間を超えるスタンディングオベーションが起きていた。

スタジオジブリとしては初の出品となった本作が、特別賞を受賞したことについて、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督は「この映画をまだ見ていない人はいつか見てください。これはスタッフと私の努力の結晶です。高畑さん、ありがとう!」と喜びを語った。

また、鈴木敏夫プロデューサーは「メルシーボクゥ(ありがとう)、マイケルさん。そして、おめでとう。完成までの10年間は長かったけれど、カンヌ映画祭で賞に選ばれて、僕も本当にうれしいです。高畑さんはじめ、制作にかかわったスタジオジブリのスタッフ一同も喜んでいます。この受賞をきっかけに、フランス、日本、そして世界中で一人でも多くの人に見てもらいたいです」とコメントしている。

『レッドタートル ある島の物語』は構想に10年、制作に8年かけて作られた物語。嵐の中、荒れ狂う海に放りだされ、無人島にたどり着いた男が、必死に島からの脱出を試みるが、見えない力によって何度も島に引き戻される。【Movie Walker】

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